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爪・耳・尻尾
ほんの2週間くらい前までは、今年の夏は肌寒いなあ...と思っていたというのに。

もーーーーーーーー、今はものすご~く暑くなっちゃった。^^;
ああ、夏だなあ...って感じ。

で、暑苦しいといえばコヤツですが、刈ったはずの毛がすでにかなり伸びてきてないかい?

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まだまだ夏は続くので、また近いうちにすっきり刈っちゃわないとダメかも。

一度毛刈りしたら、せめて1年くらいそのままの状態が保たれればいいのに...
結構あっという間に伸びてきちゃうんだよね~。

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当たり前のことだけど、ロン毛の猫の遺伝子は、常にロン毛であろうとしてるわけで。
なんていうか、生き物の「本来あるべき姿に戻ろう」とする力ってスゴイな~なんて思うわけ。

まあ、「毛」だからね。
どんなに刈っても剃っても、また生えてくる。

けれど、一度失ったらもう二度と生えてこない体の部分のほうが、生き物には多いわけで...






アメリカ国内では、一般的日本人が聞いたら仰天するであろう頭数のイエネコたちが
「家具を守るため」などの理由をつけられ、Declaw(爪の除去)手術を受けさせられている。

私も実際に知り合いのところで、爪を失った猫を見たことが何度かあるけれど、あれは気の毒である。
爪の除去といっても、実際には爪を引っこ抜くだけではなく、指先を骨ごとちょん切ることになる。

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かなり昔の話だけれど、当時留学生だった知り合いの女の子が、猫を飼いだした。
費用のすべてを親が負担しているというのに、何故猫など飼うのか?と思ったら
あっというまに月日は流れ、いろいろあった末に、彼女は帰国することになった。

猫どうするの?というと、里親になってくれる人を探す...という。

いずれはこちらで恋人を作って結婚、そのまま移住...
というシチュエーションを夢見ていた(と、周囲の誰もが思っていた)彼女は
猫を飼いだしたときも、そのうちに結婚して猫も一緒に...と、軽く考えていたに違いない。

なんだかその猫が不憫になった私は、やや強くいってしまった。
「えー、そんなの可哀相だし、無責任すぎない? 一緒に連れて帰ってあげれば?」

無責任といわれたことでムキになったのかもしれないけれど、彼女は猫連れで帰国することにした。
ところが、日本の両親が出した条件というのが「爪の除去手術を受けさせること」だったのである。

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え...?! と思ったものの、私の猫ではないし、それより先は飼い主の判断に任せることにした。

結局、猫は前足の爪をすべて失った。
彼女と一緒に動物病院まで術後の猫を迎えに行ったのだが
包帯で両手の先をグルグルに巻かれた猫は迎えに来た私たちの姿を見ると、シャーッ!!!といった。

猫は無事に東北の彼女の実家に行ったのであるが...
Declawなんて可哀相だから、やっぱりそのまま飼ってくれる里親を探してあげたら?
と、あのときの私が彼女にいうべきだったのかは、今となってもよくわからない。

彼女とはいつのまにか音信不通になってしまい、猫はどうしているのか知るすべもない。
そこまでして連れ帰ることにしたのだから、実家でも可愛がっていたに違いないと信じたい。

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南カリフォルニアのウェストハリウッド市では2003年より、猫の爪除去手術を条例で禁じている。
(アメリカ国内でこの条例を施行した初めての市)

ただ、アメリカ全土における猫の爪除去手術は意外と一般的であり、
一説によると、普通の家庭で飼われている猫の4匹に1匹がこの手術を受けているともいわれている。

その後、2004年にカリフォルニア州は大型ネコのDeclawを条例で禁止。
さらに2009年より、ロサンゼルス、サンフランシスコ、サンタモニカ、バーバンク、
カルバーシティ、ビバリーヒルズ、バークレーの各市でも「猫の爪除去手術は違法」となった。

爪の除去手術直後の猫の前足の写真はこちらで見られます...が、
非常にショッキングな画像なので、観覧は自己責任でどうぞ。

⇒Please don't declaw!

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ウィキペディアによると

猫の爪除去を法によって全面禁止している国
(治療のためなど、医学的に正当な理由がある場合は特殊ケースと認められる国も含む)
・オーストラリア
・ブラジル
・フィンランド
・エストニア
・オランダ
・ドイツ
・スイス
・イギリス
・ニュージーランド
・トルコ


などであるという。(他にもあると思います)



爪の除去手術後、なんと8年経っても指先に痛みを感じていた猫のケースも報告されている。
手術を受けた猫の5割から8割が、なんらかの余病&合併症を発症するともいわれている。
また、爪を失った猫は、自らを守るための「武器」が消えてしまったので
噛みつきやすくなるという説もある。(そうなったら今度は飼い主は愛猫の牙を抜くのか)

にもかかわらず、アメリカの場合、飼い猫にこの手術を受けさせた飼い主の9割以上が
Declaw手術をしてよかったと思っているというから、この世はなんとも恐ろしい。


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また、猫のDeclawと同様に、犬の断耳・断尾も、動物虐待として法で禁じている国は非常に多い。

例外なしに犬の断耳&断尾を全面禁止
・ベルギー
・オーストリア
・フランス
・ギリシャ
・オランダ
・ノルウェー
・スイス
・クロアチア
・キプロス
・チェコ
・エストニア
・ハンガリー
・アイスランド
・ラトビア
・リトアニア
・ルクセンブルク
・ポーランド
・スコットランド
・スロベニア
・南アフリカ
・バージン諸島
(この他にも、猟犬など特別なケースを除いて禁止としている国は多くある)

ちなみにアメリカは、前掲のウェストハリウッド市をはじめとする数市がこれを違法としているほか
いくつかの動物病院が個人的に「うちでは断尾・断耳はしない」としていたりするケースもあるが
まだまだ「そういう犬種だから」ということで、何も考えずに仔犬の耳や尻尾を切り落とさせている
自称愛犬家が非常に多い、これまた自称ペット大国である。

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私は、日本に住んでいた頃、猫の爪を除去する手術があることさえも知らなかった。
なので、アメリカにやってきて、実際に爪のない猫を見たときは、それは驚いたものだ。

日本では、法律で禁止されているわけではなくとも、この手術に拒否反応を示す人が多いと思う。

けれど、猫の爪除去手術にはおそらく眉をひそめる人が多くても
犬の断耳&断尾はいたって普通に行われていることが多いのが日本であるらしい。

世界的に「断耳・断尾は虐待である」という認識が高まりつつある今日
アメリカは、そして日本はこれからどうなっていくのであろうか。

猫の爪除去にも、犬の断耳・断尾にも反対している一個人としては、非常に興味がある。



※ペットの不妊手術には私は全面的に賛成です。
あれは、発情期が来ても交尾させないほうが、動物に苦しみを与えることになると思うので。

※日本にももちろん、犬の断耳・断尾に反対する人たちや動物愛護団体は存在します。





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Top▲ | by mari_ca | 2010-07-18 14:38 |

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