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朝の5時に久しぶりに日本の友達に電話をした。
しばらく声を聞いてなかったので3時間も話し込んでしまい、その後また眠気に襲われてベッドに戻る。 目が覚めたのは昼近くだったのだが、どこからか焦げ臭いにおいが漂ってくる。 そういえば昔、焚き火なんてものをするとこんなにおいがしたっけ... まだ完全には起きていない頭で考える。 電話がなった。 セント・ルイスに旅行中のJからだった。 「アナハイム・ヒルで山火事だってTVで言ってるけど、大丈夫?」 「へ?山火事?...もしかしてどこからかする焦げ臭いにおいってそれ?」 「そうだよ、かなりの広さが焼けたって言ってるけど、もし避難することとかになったら猫連れて大丈夫?」 .........大丈夫?って、そんな簡単にいうなよ...猫4匹いるのに。 「え~山火事だったのかあ。焦げ臭いとは思ったんだよね。近所でバーベキューでもしてて、その焦げたにおいがするのかと思ってた」 「どははははははは!(電話の向こうで笑い死んでいるJ)」 「まあこの辺は焼けるもんもないし避難令は出ないんじゃない?」 そうは言ったものの、実は山火事がおこっているのは車でわずか30分くらいのところなのだ。まさかと思うが、もしホントに避難令が出るなんてことはないよねえ?? あれから10時間ほど経った今、やっぱりほのかに焦げ臭いにおいがしてくる。 TVのニュースでは、いまだにしぶとく燃え続ける炎を映しだしている。 山火事、と日本語では言うけれど、実際には「藪火事」とか「野原火事」だ。 英語ではたいてい「Brushfire」という。 Brushというのは、高さの低い、ボサボサした、藪みたいなもののことだ。 ヘアブラシの 「ブラシ」もペイントブラシの「ブラシ」も、もとは英語のBrushである。 このあたりの山というのは、緑の木々に包まれた日本の典型的な山(だと個人的に思う)とは違って、そんな色合いも地味なBrushが表面を覆っているようなのばかりで、そんな乾燥しきった山に火がつけば、またたく間に山の表面は火の海となる。 雨が滅多に降らないなんてうらやましい...という人がいるが、乾ききった砂漠気候の土地では、雨は文字通り天の恵み、救世主だ。 カリフォルニアといえばヤシの木に海、トロピカルなイメージを抱く人も少なくないと思うが、実際にはバリバリに乾いた砂漠気候の土地なのだ。 まだ焦げ臭い... 朝になったら消火しきっていますように...(ちょっとドキドキ) Top▲ |
by mari_ca
| 2007-03-11 23:09
| Nature
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