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ちょっと前に、オレンジカウンティ動物園という小さな小さな動物園について書いたことがある。
園内にオセロットという山猫が飼育されているのだが、何しろ夜行性の猫であるからして日中は寝てるばかり。あの日は寝どこの中から出てきてもくれなかった。いや、それどころか起きあがって顔を見せてもくれず、結局あの日、まともな写真は一枚も撮れなかったのだ。 ちなみにこれ↓が前回撮れた中でも一番マシな一枚。悲しい~。 悲しさ&悔しさのあまり思わずモノクロに... ^^; しかし! 再度挑戦。 だってアパートから車で10分の距離だし、おまけに入場料たったの2ドルだしね。 (コーヒー買うより安いよ) そして今回は... 快挙! ご覧の通り、ほんの数分ではあったけれど、カメラ目線もらったのである♪ ^^ (相変わらず同じ場所でゴロゴロしてはいたけれど・笑) 狭い園内をグルグル回って時間をつぶしつつ、辛抱強く頻繁に彼の様子をチェックしてた甲斐があったというものだ。 つまるところ動物園の動物撮影のコツとは、忍耐がすべてであるらしい。 それにしてもこの顔つき、この斑点模様、素晴らしい! とくにタビー系のネコが好きな者(例:私)にとってこの美しい姿はたまらない。 ピンクの鼻も全体の可愛さを倍増させている。(イエネコとはずいぶん鼻の形が違うのね) さてここでオセロットについて説明を少々... オセロット(Ocelot)はアメリカはテキサス州の一部から南米のアルゼンチン北部にまでに渡り生息する体長60cmから90cm、体重10kgから15kgほどの山猫である。 夜行性で縄張り意識が強く、繁殖期以外は単独で生活している。 ネズミなどの小動物、魚、鳥などを主に獲物とし、希に子豚やニワトリといった家畜を襲うこともある。 見ての通りオセロットの毛皮はたいへん美しく高額で取引されるために乱獲が続き、1980年から1996年にかけて多くの国で絶滅危惧種に指定されていたが、現在ではその全体数も増えつつあるという。 ただし、テキサス州に生息する「テキサス・オセロット」は今でも絶滅危惧種のリストに載ったままである。かつてはテキサス南部や東部、そしてアリゾナ州でも広範囲に渡って確認されたこともあるオセロットだが、ハイウェイ建築や人間が持ち込んだ犬のためにその棲みかを追われ、今ではテキサス州南部の小さな地域に見られるのみになっている。 また、オスは縄張りを広げるために行動範囲がメスに比べて広く、そのため交通事故で命を落とすケースも少なくない。 オセロットは山猫の中でも人によく懐くのだそう。 シュール・リアリズムで有名なサルバドール・ダリがオセロットをペットとして飼っていたことは有名で、彼は船旅にでさえもそのオセロットを一緒に連れていっていたとか。 アーティストである彼も、オセロットの芸術的なまでに美しい姿に魅せられた一人なのだろう。 ダリに限らず、猫好きなら一度は夢見るのが「野生の猫」をはべらせてみることじゃないかと思うのだが、どうだろう? こんなワイルドで美しいコがゴロゴロいいながら擦り寄ってきたりしたら...さぞかしウットリする体験になるに違いない。^^ ←イケメンのオセロットに惚れちゃったら、クリックで一票入れてね♥ Top▲ |
by mari_ca
| 2007-06-27 08:54
| 大型ネコ(トラ・ヒョウなど)
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