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最近、毎日のように我が家をじーっと見つめている小さなハチドリがいる。
いったい何を見ているのか、毎日毎日必ずやって来ては同じことの繰り返し。 同じ場所に居座って、長いときはその場に15分以上もたたずんでいる。 飽きずに毎日やって来てはこうしてうちを覗き込んでいるので、つい名前をつけてしまった。 命名:「ルビー・キルロイ」 他のコたちはネクターを飲んですぐに飛んでいってしまうのに、このルビーさんだけは毎日こうしてバルコニーの目隠し用のフェンスの上にちょこんと座って、じーっと我が家を観察しているのだ。 小さなハチドリがそれほどまでに見つめていたいモノって、いったい何? っていうか、そんなに興味深いものがうちの狭いバルコニーにあるとも思えないんだけど。 一日に数回来るときもある、ルビーさん。 私はといえば「あ、またあそこに止まってこっち見てる」と、まるでストーカーの被害者のような気分。 体の向きを変えると、首の部分の輝きかたも変わるルビーさん。 バルコニーに吊るしているネクターを飲みに来るハチドリの個体の数はかなり多いと思うのだが、こんなことをするのはこの一羽だけ。 似たりよったりに見えるハチドリたちも、毎日毎日見ていると個体差が見えるようになるのである。 それにしても、このルビーさんの意図がイマイチ読みきれない私であった。 他のハチドリはこんな風にじーっと我が家を見つめたりしないし... ちなみにちょっと引いて見るとこんな感じ。 朝の5時半ごろ、まだ薄明るいうちにやってきたりもするルビーさん。 というわけで久しぶりのハチドリ話... 続きは↓をクリックしてね。^^ ハチドリのの生態というものを、実は私はよく知らない。 そもそも今年に入って生まれて初めてハチドリたちとこれほどの関係を持つようになったわけで、それまではごくたまに見かける程度の、私にとっても「珍しい鳥」だったのだ。 ネクターや花の蜜だけで生きているのかと思いきや、意外にも羽虫などを結構捕食しているらしい。蜜を飲むのは、虫を捕まえるためのエネルギー補給だとか。 こんなに小さい体で実は渡り鳥だというハチドリだが、長距離のMigration(渡り鳥の移動)をしないハチドリもアメリカには3種いる。 私たちがルビー・キルロイと名づけたこの一羽はそのうちの一種、カリフォルニアでは一年中を通して見られるAnna's Hummingbird (Calypte anna)と呼ばれるハチドリの若いオスだと思われる。 ↓これはルビーさんとは別の個体。ルビーさんはもっとコロコロしてるのだ。このコはスリム。 私がゴチャゴチャと鉢植えを置いているバルコニーがルビーさんのお気に召したのだとしたら、それは大変光栄なことだ。 でもそうだとしても毎日毎日フェンスの上に止まってこっちを見つめる意図はやはり不明... 何かを要求してるのか?だとしたらいったい何なのだ? どう思う?バルコニーの住人の一人であるウサギさん? ...あっそ...(ウサギさん、頭にハチドリのウン〇らしきものが...プッ!) ところでルビー・キルロイの「ルビー」は、その首のあたりの色から付けられたというのは容易に想像がつくと思われるが、では「キルロイ」とはいかに? 実はこれが「キルロイ」というキャラクター(?)だとか。 何でも、アメリカ人ならおそらく誰でも知っている、サブカル的アイコンらしい。 私は今までにこの落書き調のキャラを見たことはあったが、名前までは知らなかった。 ついでにいうと有名なキャラだともしらなかった。 つまり「塀の上から覗いている」から「キルロイ」と名づけられてしまったのね、ハチドリくん... 当然ながら、名付け親は同居人Jである。 ←毎日やって来るストーカー・ルビーさんがちょっとカワイク思えちゃったらポチッとよろしくね♥ Top▲ |
by mari_ca
| 2007-07-24 07:00
| 鳥
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