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今の時期のジョシュアツリー国立公園は、可憐な花であふれている。
一年のほとんどがカラカラに乾ききった土地だけれど 冬から春にかけてのごくごく少量の雨を吸収した植物たちは このチャンスを逃したら次は1年後まで待つ羽目になる...とばかりに一斉に開花する。 サボテンの花など↑は結構派手な感じだけど、地面にはいつくばるようにして遠慮がちに咲いているのは、直径が1センチ程度の小さな小さな地味めな花が多い。 それにしても...花の名前が全然わからん... ^^; 花屋さんで売られてるような花だと、なんとなくわかるんだけど...砂漠の花だもんね。 そんなわけで植物観察も楽しかったのだけれど... 実はちょっとしたハプニングもあったりして... 続きは↓をクリックで...^^;
そんなガーデンの一角が観光用に開放されていて、 手すり程度の低い柵を設置しただけの簡単な歩道が用意されている。 そんなとき... 「やっぱりこの時間の砂漠は暑~い!」 なーんてヘラヘラ後ろ向きに歩道を歩いていたJが突然 「@#$%!!」 (←お好きな言葉をお入れください) と叫んだ。 何事かと思えば... なーんと親指の付け根あたりにサボテンのトゲが数本ブスブスと刺さっているではないか! こういう事故防止のために歩道があるというのに、 後ろ向きで歩いて刺されるとはなんてアホな... と思ったのだが、一応驚き、心配そうな顔をしてみる私。 1本のトゲの長さは5センチくらい。太さは...細めの針ほどである。 とにかくそれを抜け!ということになったのだが、これがものすごく頑固なトゲで ちょっとやそっとじゃ抜けないのである。 引っ張ると皮膚に食い込んだ部分から1cmくらいを残して折れてしまったのもあった。 なんだこれ~~!と 泣きそうになりながらも 一応全部抜いたJ。 皮膚には点々と穴が開き 血が滲んでいる。 傷口水で洗ったほうが いいんじゃない? とJを車に追いやる私とD。 危険だからサボテンには 触れないように...って 入り口に書いてあったし。 まさか毒は持ってないとは 思うけど、一応洗っとけ。 慌てて車に戻るJの 後姿を見ながら 残されたDと私は 二人して呆れ顔。 偶然にも車の中には以前Jが勤め先の病院からガメてきていた 抗生物質の軟膏があったので、とりあえず気休めにそれを塗っておいた。 カクタスガーデンは有名な観光スポットらしく、小さな子供を連れた家族も多かったのだが そんな小さな子供たちがキャッキャと歩道を走り回る姿を見てハラハラしてしまった。 子供の柔らかい皮膚にあのトゲが突き刺さったら...大泣きすること間違いないだろう。 ここのサボテンたちは固く閉じたつぼみをたくさんつけていた。 花が咲くにはまだ早かったのかも。 でも中にはいくつか半開き程度のつぼみもあった。 サボテンの奇襲攻撃をくらったJはすっかり不機嫌に。 さっさとこの場から離れたいというオーラを全身から発している。 ハイハイ、もう少しだけ写真撮らせてね。 結局、抜くのにかなり手間取ったとはいえ 傷跡が腫れることもなく痛みが長い間残ったりもしなかったらしい。 それにしてもこの種のサボテンのトゲって 植物が自分なりに身を守るために持つようになったものだと思うけど こんなにもその威力が強いとは私も知らなかったよ... ...... ...... でも...やっぱりマヌケ... ...とはJにはいわないではいるが。^^; ↑そんな場所ではまっすぐ前見て歩けや!と思いつつポチありがとう♥ Top▲ |
by mari_ca
| 2008-04-10 07:48
| Nature
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