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カテゴリ:音楽がらみ( 8 )
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13歳だった(今日はちょっと独り言)
先日、ビリー・アイドルのコンサートに行ってきた。^^
そう、私と同年代で、10代の頃に洋楽を聴いていたという人なら知らないはずがない、あの人。

私はもともと彼の大ファン!というわけでもないのだけれど、全盛期にはよく聴いていた記憶があるし
やっぱり80年代の洋楽というのは、私にとっては限りなく懐かしいので
オヤジになったビリーを見てみるか!...と半分冷やかしで出向いたというのに...

いやはや、想像してたよりず~っとカッコよかったっす!

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それに、やっぱりあの当時、私は彼の曲をかなり繰り返し聴いていたのに違いない。
昔の曲を歌われると、頭の中で正確にメロディーを追うことができたし、とにかく懐かしいのである。

クソガキ&パンク風のイメージで売っていたビリー・アイドルも、すでに54歳。
オヤジどころかあと数年で還暦を迎えるというのに、昔の通りの風貌で、それがまた嬉しいではないか。
髪の毛もフサフサだし、お腹に肉もついてないし、いい具合に年齢を重ねてきたという感じ。
上半身ハダカでステージの上をところ狭しと走り回る54歳は、とってもセクシ~。^^






ビリー・アイドルの曲をよく聴いていたころ、私は13歳だった。




この世に誕生してからまだ13年しか経っていないときが、この私にもあったのだ。
13歳だった私は、いったい何を考えて毎日生きていたのだろう。

学校の勉強は、国語と英語と美術以外、面白いと思ったこともなかった。
バスケ部の朝練ほど、世界で一番つまらないものはないと思っていた。

母親には毎日毎日小言しかいわれなかった。
早く大人になって、誰にも文句をいわれない生活がしたいと夢見ていた。

クラスメートのAちゃんが「〇〇君がマリちゃんのこと好きだってさ」といってきたこともあった。
だからといって、その後〇〇君と私の間に何かが起こったりもしなかったけど。

仲良しの女の子がバレンタインに好きな男の子にチョコを渡したいというので
彼女につきあってF君の自宅マンションに行ったのに、結局渡せなかったことがあった。
私はといえば、耳年増ではあったものの、そこまで好きになる男の子はまだできなかった。

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12歳くらいから洋楽バカだった私にとって、あの当時、一番大切なものは音楽だった。
CDなんてものが登場する前のことで、お小遣いを貯めてたまーに買うLPは自慢だった。
少ないお小遣いから買える量は限られてるので、ホントにたまにしか買えなかったけどね。

FM雑誌をチェックし、ラジオでお目当ての曲がかかるのを待って録音した。
いろいろなカセットの種類があって、色つきの透明タイプのが当時のお気に入りだった。
DJの声が曲に被らない番組を探すのに一生懸命で
最初から最後までDJの声なしで一曲を録音できると、一日中嬉しかった。

MTVは深夜にやっているので、親が寝てから居間でイヤホンを着けながら見ていた。
睡魔に負けて途中で寝てしまうことも多かったけど。
クラスメートの中には、家にビデオデッキがあるという子もいたけれど、我が家にはまだ、なかった。

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英語の曲の歌詞が知りたくて、英語だけは「覚えよう」と必死だった。
洋楽を聴いていなかったら、今でも英語なんて喋れなかっただろうと思う。

英語の歌詞カードを見ながら、よく小声で一緒に歌ったものだ。
けれどビリー・アイドルの曲はその中には入ってなかったような気がする。

将来どんなことをしたいのかもわからなかった。
英語が好きだったので、外語大に行きたいと思ったこともあったと記憶している。
絵を描くのが好きだったので、イラストレーターや漫画家になりたいと思ったことがあったように思う。
現在デザインの仕事をしているので、まあ、ほどほどに希望が叶ったのかもしれない。

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あの頃の私は、今になって思えばほどほどに恵まれた毎日を過ごしていたと思うのだけれど
世の中の一般的な13歳の多くがそうであるよう、まるで自分がこの世で一番不幸なように感じていた。

まあ、そんな風に思うこと自体が、あの頃はある種の自己主張だったのだろう。
毎日幸せだと感じることは、13歳の少女にとって「カッコ悪い」ことだったのかもしれない。

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ビリー・アイドルの曲は、今になって聴いてみるとヘビーでもなんでもないのだが
13歳だった私の耳には、「いい子が聴く」音楽でない、とってもワイルドでヘビーな曲に聞こえた。

当時の私が彼の音楽を聴いて、それなりに「反逆児」を気取ったつもりであったとしたら
オバさん年齢になった今の私は、そのあまりの気恥ずかしさに、苦笑するしかない。







そんな、いろいろな13歳の思い出が、コンサートの最中、私の頭の中を駆け巡っていた。
会場にいたファンの多くは、30代から40代であるように見えた。
私のように、昔の思い出が彼の曲とともによみがえってきた人は、どのくらいいたのだろう。

...というか、ライブに来てるんだから、もっとステージの上に集中しろ!って感じだけどね。^^;

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私の中の13歳の私は、長いことずーっと、その存在感を隠していた。
それなのに、こんな風にいきなり私の表面に出てくるだなんて。

ビリーさん、そんな楽しい経験までもさせてくれて、ありがとう。^^
それにしてもいいカラダだったね、惚れ直しちゃったよ♪
(と私が繰り返しいうので、最近腹が出てきたJが拗ねてます・笑)




●おまけの写真たち●
(私と同年代の洋楽ファンには、まあなんというか、懐かしい~人なのであります^^)
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●ついでに動画まで撮っちゃった♪●

http://www.youtube.com/watch?v=WIXGcLotJmY






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Top▲ | by mari_ca | 2010-08-19 14:50 | 音楽がらみ
ジェイク・シマブクロ再び
「ハロー?あ、オレオレ。ああ、さっき電話したんだよ。今?ああ、コンサートに行くところなんだ。えっと、名前なんだっけかなぁ、ジェイク・シマ...シマ...えっと、ジェイク・シマブ...クロ?とかいうウクレレ・プレーヤーなんだけど、こいつがまたジミ・ヘンドリックスみたいでスゲーんだよ」
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午後6時、ここSan Juan Capistranoにある小さなディナー・シアター(ということらしい)「The Coach House」の前にはすでに40人ほどが列を作って開場を待っている。
目の前の白人中年男性はケータイに向かって↑のごとく大声を出している。
ジェイク・シマブクロとかいう...って、あんまり彼のこと知らないのにライブに来てるわけ?と思うとおかしい。
しかしこれが一般的なアメリカ人の彼に対する認識度ではないかと思う。
ハワイではかなり前から、日本では数年前から人気らしいジェイクだが、アメリカ本土ではまだまだ売り出し中なのである。

★★ジェイクのYouTube映像その1★★

というわけで、カメラのフラッシュ使用禁止令+会場内もステージ上もかなり暗い+ジェイクはけっこう動き回る...という悪条件の中でのやけっぱち撮影。
それでも見たい、というかたは↓をクリックね。^^;

ジェイクの「消える右手」見たい?
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Top▲ | by mari_ca | 2007-06-14 08:32 | 音楽がらみ
Rachel Z at Steamers in Fullerton, CA
ジャズピアニストのレイチェル・Z(ゼットではなくズィー)のライブを観に行った。
場所はオレンジ・カウンティはFullerton市にあるジャズクラブ&カフェ「Steamers」
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平日はジャズのライブがあっても飲食費以外にチャージされないとのことだが、今日はレイチェル・Zということで一人あたり$8...って、それもとんでもなく安い。
ただ一人最低2品目注文する必要がある。

出された食事は、ものすごくグルメで美味しい!というわけではなかったが、決して悪くはなかった。ドリンクの値段も味もまあ普通程度だったし。
同じ形式でディナーを取って、もしくは取りつつショーを観るようになっている「The Coach House」よりは100倍くらいマシな食事だ。 Coach Houseは予約さえしっかりしておけば、ライブを観るのに大変適したクラブだが、食事は超が5つつくくらい不味い。あまりに不味いのであてつけのために弁当持参したくなるくらいである。

レイチェル・Zは腱鞘炎を起こすのではとこちらが心配になるくらいの勢いでピアノを弾くし、トリオ編成だったのでウッドベースの女性とドラムの男性がいたのだが、彼らも良かった。

演奏が始まったのが8時半ちょいすぎくらい。途中休憩を挟んで最後の一曲が終わったのは深夜の12時半だった。$8でこれだけ観られるのは安い!

おかしかったのは店のオーナーのテレンス氏。
50代半ばくらいだろうと思われる上品な紳士なのだが、オーナーなのに自分で客を席に案内しちゃうし、マイクを握って「今日は来てくれてありがとう~~~~!」とガンガンにMCしちゃうし、自前らしいカメラを首から下げてミュージシャンの写真を演奏中にパシャパシャ撮りまくっていた。ああ、彼は本当に自分のビジネスが大好きなんだなあと、微笑ましく思ってしまう。

店はそれほど大きくないので、満員になったときでも100人くらいしか観客はいなかったと思う。レイチェル・Zはそれなりに知られているらしいが、途中退席する人は少なくなかった。やはりチャージが$8だと別に最後の最後まで見なくとも損をした気分にはならないだろうし、カフェでもあるので食事を取りに立ち寄っただけの人もいるだろう。私は小心者なのか、こういう小さなライブハウスで途中退席するのは演奏する彼らに悪いような気がしてしまうので、11時を過ぎてちょっと頭がボーっとしてきたもの、最後まで観た。一緒に行ったJは彼女の大ファンなので、堂々と途中退席する人たちに不満ありといった顔を向けていたが、まあこればかりはどうにもならないし。

ハリウッドあたりのクラブにライブを観に行ったりすると、夜中なのに高速が渋滞していたりして(それがロスアンゼルス...)帰宅するのに1時間以上かかったりすることがあるが、ここは車でほんの15分くらいの距離にあるのでその便利さはうれしい。

それにしてもカリフォルニアの人っていうのはドレスアップという言葉を知らない。
ちょっとオシャレなジャズクラブに行くんだから、ちょっとだけでも気取って行ったなら楽しいのにと思うのは余計なお世話なのだろうが。
けれど東海岸出身のアメリカ人は大抵こう言う。
「そういう時にドレスアップしないのは西海岸出身者よ。東海岸側の人間はオシャレ好きだもの」
別に私たちがそれほどめかし込んで出向いたわけではなかったけれど、小奇麗に見えるように、くらいには気を遣ったつもりだ。
目の前に座っていたでっぷりとしたアメリカ人男性の、ヨレヨレになったTシャツの後姿を見ながら、ついそんなことを考えてしまうのだった。

ほんの一瞬ですがライブの様子
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Top▲ | by mari_ca | 2007-03-24 18:07 | 音楽がらみ
ジェイク シマブクロ@The Coach House
ハワイ出身の日系人ウクレレ・ミュージシャン、ジェイク・シマブクロのライブに行ってきた。
場所はオレンジカウンティの南端に近い、San Juan Capistranoにある「The Coach House」

日本ではかなり前から知られているらしい彼だが、アメリカ本土で急激に人気が出てきたのは、ここ2年半くらいではないかと思う。
彼が本土のツアーで回るのは入場料が$7~$10程度の小さなクラブがほとんどである。
このCoach Houseも、地元では古くから知られていて、しかも時折かなり有名なアーティストがプレイすることもあるということで人気のクラブだが、キャパシティはせいぜい500くらいではないか。
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ウクレレ奏者ということだが、ジェイクはその早弾きで有名らしい。
実際に、いかにもハワイアンといったのんびりしたウクレレを想像していると度肝を抜かれること間違いなし。なにしろ、弦を弾く右手の動きがあまりにも早くて、文字通り「見えない」のである。
手をブンブン振るとその動きが早すぎて手がはっきり見えないでしょ、それなんですな。

ここ、Coach Houseというところはディナー+ライブという設定になっていて、テーブルと椅子が置かれているのだが、つまり椅子に座りたければディナーをとりなさいよ、そうでなければバーの周囲で立ち見になるわけ。

ところが...ここで出される食事はいまどき珍しいほど、「不味い」のである。
絶対冷凍してあるのを解凍して出してると思うんだけど、ホントに不味い。それでいてファミリーレストランよりは高い料金を取る。 これにはホントに参る。 ドリンクだけで済ませられればいいのだけれど、前述の通りディナーを取るのが席に座る条件になっているので、もう無理やり取る。お腹を空かせていけば不味い食事もなんとかなるかもしれない...ということでそうしてみたのに、やっぱり不味いものは不味かった...

前座のバンドが2グループ。無理やり不味い食事を(くどい?)取ったのが6:30pmで、最初のグループの演奏が始まったのが7:30pmくらいか。 その後もう一つバンドが出てきて、やっとジェイクが登場したのは9:30pmだったと思う。もうこの時点で疲れてました、ワタクシ。

写真でしか見たことなかったジェイク氏、実物は意外に小柄で失礼ながら写真よりもずっとあどけなく、まるで「カリフォルニアあたりに交換留学生としてやってきた日本人の男の子」といった風貌。 後から調べたところ、彼はすでに30歳だということだけど、縦にも横にも必要以上に大きいアメリカ人から見たらせいぜい二十歳くらいに見えたに違いない。

ビートルズから「虹のかなたに」、そして「サクラ サクラ」や「アヴェマリア」などバラエティに飛んだ曲を、ウクレレの美しい音で聴くのはかなり美しかった。 ギターと違ってウクレレって、ハープとか箏みたいな音が出るんだねえ。

曲の合間にジェイクは面白いおしゃべりをして観客を笑わせる。
子供の頃、気がつけば家にあったウクレレを手にしてみて、その音に惚れこんだこと。
恥ずかしがりやだった高校生の頃、学校でウクレレの演奏をしたらいきなり人気者になったけれど、彼女はやっぱりできなかった、とかいう話。
NYで日本人のピアニストと一緒に仕事をして、感動した話。
そして、今夜ここ、Coach Houseで再びプレイすることができてとっても嬉しい、ということ。
そういう話をまったくしないで演奏だけを黙々とするミュージシャンもいるらしいが、彼の場合はこの親しみやすいトークが観客を惹きつけるのにかなり役立っているように感じた。
それくらい、トークが上手い人だなあ、という印象。

アンコールも含めてすべて終わったのは11:30pm。
6時からずっとここにいたんでかなり疲れた...けれど、ステージのまん前、最前列で観られたこともあって結構面白かったです。
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Top▲ | by mari_CA | 2007-02-02 22:51 | 音楽がらみ
Buckethead@House of Blues Anaheim
正直言ってなんでファンでもない私が3度目なのか理解しがたい...
友人Jに引っ張られてまた観てしまったBuckethead。今回はDisneylandのすぐ隣りにあるDowntown Disneyは、House of Bluesにて、である。友人Jの他には、Jの従弟のF、そしてJの親友D。

オープニングを飾るのは、妙ちきりんなパイプを使って演奏するThat1guyとかいうミュージシャン。しかし、この人のパフォーマンスははっきりいって面白い。あんな手作り楽器でどうやったらあんな音が出せるのか。 ブーツの底やのこぎりまで使って演奏するのである。のこぎりをビョ~~~ンとしならせながら、「Over the Rainbow」を演奏したのには拍手。まるで隠し芸の披露なのである。観客の反応も素晴らしく良い。
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過去に観た2回と比べると、今回は女性も多くいたように思う。とにかく客の反応がいいのは場所がらなのか。
開演8時ということだったが、オープニングが始まったのが既に9時過ぎ。
メインのBucketheadが登場したのは10時だった。
前日の日帰りSanta Barbara旅行のせいか、私はもう眠くて眠くて...
しかも若い頃と違って、数時間立ちっ放しなんて辛くてたまらんのだよ。

一応11時くらいまで1階のフロアーで立ちっ放しで観ていたのだが、疲労から来る私の不機嫌そうな顔に気付いたJが、ついに2階に行って椅子に座ろうと言い出した。 はいはい、異存はありませんよ~。
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それにしても、このBuckethead氏は妙である...何度観ても妙である。
容貌の妙さにはもう慣れた。だがパフォーマンスは未だに理解できない。
いわゆる「バカテク」のギター奏者なので、速弾きで観客を唸らせるのだろうが、それ以外にも何故かロボットみたいなダンスやヌンチャクのテクまで披露。
いきなりニワトリの被り物を被った二人がステージに出てきたかと思うと、動きもせずジーッと立ってるわ、老人のマスクを被った男が出てきて派手に踊りまくった後に腰を抑えて去っていくわ、なぜか観客にホイホイとおもちゃを配りだすわ...と、やっぱりエキセントリックすぎてよくわからん!

Bucketheadのショーは長い。深夜12時を過ぎてもまだ終わらない。
私はといえば...酒も入っていないのに、疲労から来る睡魔に襲われダウン。
2階席にあるテーブルに突っ伏して本気で眠りに入りつつあった。
音量がものすごいことでも有名なBucketheadということで、Jがあらかじめ耳栓を用意していてくれていたのだが、そのせいで「小さめに」聴こえる音が疲れた頭と身体にどうにも眠りを誘うのである。

結局アンコールの最中に退場することにした。
もう眠くて眠くてかなわない。会場は乾いていて、コンタクトレンズが目に張り付いて痛いよ~。
いったい何時までショーは続いたのでしょうか?

ちなみに会場にはMarilyn Mansonの元ギタリストだとかいう、John5という人が来ていたそうです。よく知りませんが...
観客の中に居たので、話しかけてくるファンと会話してたりしたそうです。ま、目立ちそうだしすぐわかっちゃったんだろうな。
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それにしてももういいよ、Bucketheadは...
3回も観たんだし、次からは他の誰かを誘え、Jよ...
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Top▲ | by mari_CA | 2006-10-29 22:20 | 音楽がらみ
Primal Twang: The legacy of the guitar
Primal Twangと名付けられたコンサートに行った。
ギターの歴史を、豪華ゲストを交えながらライブ方式で体験できるというものである。
なんて知ったかぶりしてしまったが、ギターフェチの友人Jの付き合いで行ったというのが本当のところ。

「Primal(プライマル)」とは「最初の」「根源の」「原始の」などといった意味で、「Twang(トゥワング)」というのは、ギター等の弦を指ではじいた時に鳴る「ビーン」という音のことである。

会場はNorth Park。そんなところにこんなコンサートを開ける会場があったっけ?と思ったのだが、実はほんの数年前までいかにも治安の悪そうだったNorth Parkは、最近になっていきなりオシャレに発展してきているのである。 気取ったカフェやコーヒーショップ、ちょっとグルメ風なレストランまで出来てきて、もともとそういった文化が集まっていて、North Parkのすぐ隣りにあるゲイエリア、Hillcrestに似せていこうといったような気合いが感じられるのだが、この会場も、そんなNorth Parkの「町おこし」(とでも呼びたくなってくる)の一環としてリモデルされたようだった。


会場として使われたNorth Park Theaterは、キャパシティは800人ほどで、決して大きくないが、つい昨年大幅なリモデルの後に再びオープンしたらしく、中はとてもキレイである。 もともとの建物はなんと1928年に建てられたということで、実は歴史あるシアターらしい。 というより、North Parkというエリアは実はサンディエゴ内で最も古い街の一つらしいので、こういった歴史ある建物が意外とあったりするわけなのだが。

ライブの内容に戻ると、ギターを抱えた進行役のDan Crary氏(有名な人らしい)がギターの歴史を語りながら、時折ゲストを紹介して、そのゲストが2~3曲披露するというもの。 ステージにはPrimal Twang Band(ギター4人、ベース一人、ドラム一人)が常にいて、Crary氏の語りとともに演奏を続け、後方の巨大スクリーンには語られるギターの歴史に係わり合いのある映像が次々に写され続ける。 

ギターの歴史のコンサートと聞いて、そういうのにウトい私にはつまらなそう...と思っていたのだが、意外にも楽しめる内容だった。 進行役のDan Crary氏の語りが大変に上手く、流される映像も実に興味深く、まるでTVの特別番組をナマで見ているかのようであったからだ。

古代エジプトの壁画に描かれたギターに似た楽器の話から始まり、ルネッサンス時代の絵画に登場するギター、ジプシーたちが常にギターを愛していたこと、ジプシーのギターがスペインのローカルな音楽と融合して出来たフラメンコ、ハワイのウクレレ、ボサノバ、ブルース、カントリー、ジャズ、ロック...と、まさに弦楽器の歴史を映像とCrary氏による弾き語り、そして生演奏で表現。 いやはや、大変勉強になりました。

このイベントは収録されDVDとして発売されるということだったが、おそらく収録が本来の目的だったのではないか。 アメリカ国内をツアーしてまわるわけでもなし、ここサンディエゴで4日間だけ、ということで開催。 ゲストも豪華ということでカリフォルニア州外からもたくさんの人がこれを観にやってきていたようであった。 ちなみに観客の平均年齢はおそらく50代後半。

ちなみにこの日にゲストとして登場した方々は...

John Doan, Doyle Dykes, Eric Johnson, Albert Lee, Peter Sprague, Doc Watson & Richard Watson, Mason Williams


皆さんそっちの世界ではカリスマを誇る天才ミュージシャンたちばかりだそう。

ギターの世界にウトい私はEric Johnsonしか知りませんが...
それにしてもEric Johnsonって小さいのね。
そんなに若い人ではないと思うんだけど(後で調べてみたら1954年生まれだと!びっくり!)、とっても小柄で華奢で、なんだか10代のギターおたく少年のような印象。 でもこの彼、ギターを弾き出すとさすがに全身からカリスマのオーラを発揮するのである。
いかにもテクニック系のギタリストにありがちな、身体をのけぞられて自己陶酔しながら弾くわけでもなし、実にあっさりと、黙々と、しかし凡人には決して真似できないテクで弾き続けるところもさすがに天才肌。
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というわけで、いつもJの付き合いでギター系のライブに行くと、途中で飽きてしまうことが多いのだが、今回は大変楽しめたのでありました。 席も前から2列目と良かったしね。

ショーの終了後に、すぐ近くにあって評判が良いと聞いたケーキショップ&カフェ、「Heaven sent desserts」に寄ってみた。 ケーキを買って持ち帰ってみたのだが、味のほうはまあまあ。アメリカのケーキにしては美味しいけれど、やっぱり天下の
「Extraordinary Desserts」
にはかなわないのであった。
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Top▲ | by mari_CA | 2006-09-10 23:04 | 音楽がらみ
Jazz at the Baked Potato
夜はジャズの演奏を聴きにLAまで遠出。

あのユニバーサルスタジオの近くに、The Baked Potatoという小さな小さなクラブがある。
ホントに小さくて、10mX10mくらいのまるで箱のようなメインの部屋に、スペースの3分の1を占めるステージと、おそらく50人も入れば満席のテーブル席エリア。 すぐ隣りにはバーカウンターを含む別室があるけれど、そこだって椅子は20もないだろう。とにかく小さいのだ。

本日の出演者はBunny Brunel、Tony MacAlpine、Patrice Rushen そして Virgil Donati。ジャズに詳しくない私には馴染みの薄い方々なのだが、その手の音楽に詳しい人にはこんな大物をこんな極小クラブで観られるなんて嬉しくてたまらない経験らしいのだ。

それにしてもドラムのVirgil Donatiのソロは確かにすごかった。 普通に見ているのにまるで早送りで再生フィルムを観ているかのように感じられるその動き。 「あたかも憑りつかれた」かのように...という形容詞さえぴったりかと思われる。 

でも7時開場、開演9時半、終わったのは深夜1時というわけで、観ているほうもクタクタでした...せめて8時開演、11時終了くらいだったらよかったのに...終りに近付くにつれて眠くなってしまった私...

ちなみに店の名前がベークド・ポテトというだけあって、なんとここで注文できる料理はベークドポテトのみ。 サラダも一応2種類あったが、メニューの一番最後に遠慮がちに書かれているだけだった。

ベークドポテトはなんと21種類。まあ上にかかってるモノが違ってくるだけなのだが、それでもメニューを見るとその種類の多さに唖然。 

注文してみてさらに唖然。 だってドデカいんだもん。
巨大なジャガイモがパカッと二つに割れ、その上にドーンとトッピングが乗っている...なんじゃこりゃ~! その大きさ軽く12cmX15cmはありそう。

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ま、一応食べてみましたけどね...あんまりお腹が空いてなかったこともあって、半分食べたところでリタイア。
味のほうは...ううむ、ノーコメント...まずくはないんだけど、特別「すっごく美味しい!!!」ってものでもなかったというのが本音かも。なんていうか、大味なんだよね。

でも音楽がメインの場所なんだから、そういうのはあんまり関係ないのかも?
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Top▲ | by mari_CA | 2006-07-15 23:48 | 音楽がらみ
Buckethead
特にファンというわけでもないのに、再びこのBucketheadというギタリストを観る羽目になってしまった...二度目だよ...
まあ、彼をほとんど崇拝してるJに引っ張られて行ってきたんですけどね。
場所はOrange CountyのCoach House。
ディナー付きだったけど、食事はマズ~。

それにしてもこのギタリストは妙。
頭に被ったKFCのバケツに白塗り風のマスク。
ロボットみたいな動きでギターの早弾きを披露。(名人芸と書いてたサイトもあってウケた)
途中で観客におもちゃを配り出しちゃったりして、いったいなんなんでしょうか。

会場の9割はムサ苦しい男どもだったのですが、お父さんに連れられてきたとかいう9歳の男の子が、KFCのバケツを被っててそれがすごく可愛かった。 f0027944_15572116.jpg
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Top▲ | by mari_CA | 2006-04-22 22:50 | 音楽がらみ

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