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Kissチョコ トラック
アパートから歩いていける距離のところで、アダムスアベニュー・ストリートフェアが開催されていたので、ヒマつぶしに覗いてみた。

南カリフォルニアでは最大の『無料』音楽イベントということで、実は25年の歴史があるというこのストリートフェアなのだが、さすがに無料だけあって出演しているミュージシャンは、聞いたことも見たこともない顔ぶればかり。

2年前だか3年前だかにも、このイベントを覗いてみたことがあり、その時は元The Policeのアンディ・サマーズが出演していたりしてちょっと驚いたりもしたのだが、今年はそういった有名人の一人や二人いるわけでもなし、どうにも華やかさに欠ける。ちなみにまったく無名時代のNo Doubtも大昔にこの無料イベントのステージで歌ったことがあるらしい。
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そんな中唯一「おおおおお!」と思ったのが、実にくだらないのだが、ハーシーズのKissチョコ宣伝カーがあったことであった。

アメリカで有名な商品宣伝カーといえば、オスカーマイヤー社の通称『ウィンナーモービル』であろう。

つまり、こういうウィンナーソーセージの...

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...宣伝カーがこれである。

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頻繁に見かけるものではないので(宣伝のためにアメリカ中を走り回っているのだろうか??)、たま~に見るとつい「おおおお、あれはオスカーマイヤーの車ではないか!」と思ってしまうのだ。ちなみに私は過去に二度だけ実物を目撃したことがある。

オスカーマイヤーのほうは、その巨大なソーセージを乗せた姿が『まるでスーパーサイズのチ○チンみたいで卑猥』というアメリカ人もいるのは事実だが(考えすぎのような気も...)、とりあえず有名な宣伝カーなのである。

Kissチョコは日本でも有名だとは思うが、参考までにこれがそう。

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で、今回見たKissチョコの宣伝カーはどんなのかと言えば...

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と、結構可愛いのである。 オスカーマイヤーのほうはガラス窓も大きく、中はゆったりしているような感じもするが、このKissチョコカーはどうなっているのか。 
よく見ると、中央のピーナッツバター入りチョコの部分にも扉らしきものもあり、いったい中身がどうなっているのかなんだかとっても気になるのであった。
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Top▲ | by mari_CA | 2006-09-24 23:28 | 日常
アメリカでの転職事情
また同僚の一人が辞めてしまった...
そう、うちの会社はこれで有名なのである。
もたないんですよ、人材が...

そうして辞めていった人たちは必ずといっていいほど電話やメールで言って来る。
「あなたもさっさと辞めなさい、そんなとこ」

でもそうやって他人に言うことは簡単だろう。
簡単に辞められることが出来る人は正直言って羨ましい。
でもバツ一で一人暮らしの私は、そう簡単に無職にはなれないのだ。

そんな時、絶妙のタイミングで1年半前まで一緒に仕事をしていた、以前の会社での元同僚からのメッセージが留守電に入っていた。

「私、今度○○で面接受けるんだけど、そこで今デザイナー募集してるっていうの。あなた今でもまだ求職中? そうだったらデザイン部の人にあなたのこと言っておくけど」という内容。

ほほおおおおおおおおおおお...○○ですか~~~...
実はこっそり△△社に応募してみようかと思ってたんだけれど...(人脈ナシで。つまり当たって砕けろ状態で)
でも正直言ってこの○○に就職できたら嬉しいよな~~~...

私の知る限り、アメリカでの就職・転職に一番強力なパワーを発揮するのは、ネットワーク、つまり人脈である。 日本ではコネが大きな力を発揮するらしいが、一般的にいうコネとは「家族がらみ」「親戚がらみ」、または「親の知り合いが云々」...といったものが多いのではないか。 
アメリカでは強力なのはただ一つ、「同業者である知り合いから紹介」なのである。

だから「以前の同僚」や「元上司」といった人たちが突然連絡してきて、いきなり「××で○○のポジションを募集してるっていうんだ。 誰か知らないか?って聞かれて、君のことが一番先に頭に浮かんだんだけれど、どうかな?」などと話を持ちかけてくる場合が非常に多いのだ。 

私は1996年の秋に半年間の求職期間(辛かった...ストレス溜まっておかしくなりそうだった...)の後、アメリカで最初の仕事にありつくことができた。 さすがに当時は人脈など皆無だったので、その仕事は新聞の求人欄からみつけたのだが、その後2回の転職は両方とも、「以前の同僚からの紹介」なのである。

そして今回もこうして元同僚から、もしかしたら将来キャリアアップにつながる可能性がないともいえない(まわりくどい?)メッセージが届いている。

果たしてどうなるかはわからないが、もし本当に○○がオファーをくれることになったりした場合、現在の給与よりも低い額を掲示されでもしない限り、ここを蹴って今の会社に居残ることはまずないだろう...というか、○○断ったりしたら私は完全なアホであろう。

転職ばかりすると、何年経っても年収が上がらない、なんてことも日本では聞いたが、ここアメリカでは逆なのだ。ひとところにずっといるよりは、自分の能力を活かして転職を重ねたほうが、年収も上がるし、個人のキャリアの中で見る経歴としていい場合がほとんどなのだ。 

もちろん半年ごとに転職するような輩は困るが、1年半~2年も入れば、その経験を履歴書に書くこむ頃にはそれなりに見える経歴になっているはずである。
アメリカ人の友人は言う。
「同じ業界内で転職するのが、年収をあげる唯一の方法よ」

というわけで、転職の女神さま、私に微笑んでくださいませ。
いい就職先さえみつかれば、Los AngelesでもOrange Countyでも引っ越し可能ですよ~。
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Top▲ | by mari_CA | 2006-09-21 23:32 | 仕事
Point Loma Seafood
サンディエゴで一番美味しくて、最も値段が良心的なシーフードレストランといえばここPoint Loma Seafoodである。

シーフードレストランといえば、比較的値段が高く、しかもやたらとお高くとまった雰囲気を作り出しているところがほとんどなのだが、ここはとてもカジュアル。使用される皿も、フォークやナイフもプラスチックで、まるでファストフードのような小さなレストランなのだが、とにかく出される何もかもが新鮮で美味しい。 旅行者向けのガイドなどに載っていることはまずないので、知る人ぞ知る...といった場所だが、地元では「安くて美味い!」として有名だ。
私たちも、「サンフランシスコのシーフードに勝てるのは、サンディエゴではここしかない!」と断言している。

ちなみに住所はここね。
Point Loma Seafoods
2805 Emerson St.
San Diego, CA 92106

レストラン前のヨットハーバー

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で、今日も目の前のヨットハーバーを眺めながらツナサンドをパクついていたのだが、何か黒っぽいものが水の中をウロウロしてると思ったら、どデカいアザラシ。しかも3頭もいる。

海上から頭をポカンとだして、どうやら餌を待っているような感じ。
魚のフライでも与える客がいるんだろうか?と思っていると、店で働く男の子が一人、魚の切り身をいくつか手にして現れた。 周囲の人が注目するなか、彼はポーンと切り身を海に向かって放り投げる。
と、それまでのんびりしてたアザラシの動きがいきなり敏捷になり、その切り身に飛びかかった。

ははあ...こりゃここから動かないわけだわ...

それまでもこのハーバーでアザラシを見かけたことはあったのだが、こうして餌を待っているって感じではなかった。
しかも、3頭も見るのは今日が初めてなのだ。
レストランでは毎日毎日、処分するしかない魚の部分が出るだろう。
床に落としてしまい、使えなくなった切り身もあるだろう。
いつからかそれを目の前の海でウロウロするアザラシに与えたところ、動物のほうですっかりそれを覚えてしまった...というところだろうか。
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このハーバーで、レストランからの切り身を待つアザラシの数が将来増えていくであろうことは、容易に予想がつく...
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Top▲ | by mari_CA | 2006-09-17 22:15 | グルメ的 in California
心臓手術がキャンセルになる時
友人Jは病院の手術室勤務である。
麻酔技師の仕事をしているのだが、医療現場でしか見られないような、興味深い話をときおり聞かせてくれる。

そんなJの最新エピソードは、手術直前で体調を壊してしまった外科医の話。

なんでも先日の心臓手術のケースで、患者に全身麻酔もかけ、胸部も切り開き、さて心臓の悪いところを治しましょうか...というところで、担当の外科医が突然酷い腹痛を訴えだし、みるみるうちに床に崩れ落ちてしまったそうなのだ。

とても立っていられないというので、手術室の床に横になってウンウン唸り続ける心臓外科医。
もう一人心臓外科担当の医師はいるのだが、あいにくこちらはバケーションの真っ最中...
結局手術はキャンセルになったというのである。

「え?でもその患者ってすでに胸部を切り開かれてたんでしょ??キャンセルって?」
「うん。だから何もしないでまた縫いつけたの」

うわ~~~~~、そんなことがあるんだあ。

盲腸のような小さな手術とは違って、心臓を一旦体内から取り出して手術をするのだろうから、切り開かれた部分だって小さくはないはずである。
それなのにキャンセルだなんて、患者さんもツイてないというかなんというか...
でも外科医の先生がそこまで具合が悪くなったとしたら、そんな状態で無理矢理手術を決行するっていうのもかえって不安かもしれないのは確かだなあ。

ちなみに現在、南カリフォルニアではホウレンソウによるE. coli(イーコライと発音)、日本でいうところのO-157の被害が広まっていて、この心臓外科医の酷い腹痛もこのせいではないかという話。

外科医の先生は翌日にはなんとか治り、その翌日には別の手術を担当してたそうなのだが、胸部を開けて何もしないでまた縫い付けた患者さんはどうしているのだろうか。
縫った傷が完全に癒えてからあらためて手術をするのか?
まさか縫ったばかりの傷を、衣服の糸目をほどいていくようにプチプチと糸を切っていって、再び開くなんてことはしないよね???

それにしても、全身麻酔から目覚めた後、事情を聞いた患者さんは驚いただろうなあ...
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Top▲ | by mari_CA | 2006-09-16 22:50 | ちょっとびっくりな話
$34のステージ衣装
仕事の帰りにフラフラと一人でウィンドウショッピング。

高級品を扱うことで有名な「Saks 5th avenue」というデパートの、ファクトリーアウトレットである「Off 5th」の店内を、特に欲しいものもないままウロウロしていると...

見覚えのある黒い長袖Tシャツを発見。 メンズものである。

あ、これは...!

そう、これは先日の日曜日に行ったギターのコンサートで、Eric Johnson氏が着てたのと同じじゃないですか。 

なんでそんな細かいことを覚えていたかというと、まあ仕事柄そういうディテールを記憶していることも多いのだが、彼の着ていたシャツに、漢字の「天」の文字がかなり大きくデザインされていたからなのである。 それがなんだか印象に残っていたわけ。 まあ最近流行りものの、俗に言う「グラフィックT」の系統なのだが、「天」っていったい...「へヴン」のことか?とかコンサートの最中にまで色々考えていたわけですよ、私は。

それにしてもこのシャツ、赤札がついててなんと$34。 まあ定価だって$60で、なんだか有名なミュージシャンがステージで着るにはあまりにもチープではありませんかい?(笑)

もしかしてEric Johnson氏本人が自分でOff 5thに行って買ってたりして??
しかも$34のセール品? ステージに立つための服なのに~?
なんだかおかしくてニヤニヤしてしまうんですけど。

ま、赤札になる前に購入したということにしておきましょう。 ははは。 でもそれでも$60...

ちなみにこの「Off 5th」、メンズの品揃えがかなりオシャレ。
それも、今っぽく、ややストリートテイストに仕上げたい時に活用できるようなアイテムが多い。
レディースの品揃えは、Loehmann'sのほうがいいけどね。
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Top▲ | by mari_CA | 2006-09-12 23:12 | ART
9-11
今日はあのNYのテロ事件からちょうど5年目にあたるということで、朝からTVやラジオで追悼の意を表した構成が多くみられた。

あれから5年も経つのかあ...

世界貿易センタービルに飛行機が突っ込んだあの日、私は仕事を休んで10日間ほどのバカンスに入ったばかりだった。 ちょうど日本から母親が一人でこちらに遊びに来ていて、サンディエゴから車で4時間半ほどのサンタバーバラという小奇麗な街に泊りがけで出かける予定になっていたのだ。

赤い屋根と白い壁の家々が続く、まるでヨーロッパのようなサンタバーバラ
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前夜に用意してあった荷物を車に積み込み、エンジンをかけ、さあ出発しましょうか...とFMラジオのスイッチを入れた瞬間、流れてくるはずの明るい音楽の代わりに、切羽詰った様子で臨時ニュースを伝える男の声が聞こえてきた。

「お母さん、なんか飛行機が落ちたとか言ってる」
「え~なにそれ、自分が飛行機に乗る予定があるときにそんなのやだ~」

車を発車させるのはちょっと待って、とりあえずニュースに耳を傾けてみる。
どうやら単なる飛行機墜落事故ではないらしい。

「...ニューヨークの世界貿易センタービル? あれに飛行機が突っ込んだって...テロの仕業だって言ってる...」
「...え?!」

この時点では、まだ最初の一機が激突しただけだった。

予定通り小旅行を決行していいものかと母親と一緒に悩んだのだが、NYなら遠いし...という安易な考えでそのままサンタバーバラに向かうことにした。

何十局もあるすべてのラジオ局がこのテロ事件の臨時ニュースを流していたので、それを聞きながら不安に思いつつも車を走らせる。

しかしやがて二機目が墜落、そしてペンタゴンにも墜落...
フリーウェイで「LAX空港閉鎖」との表示を見たのは、私がアメリカに住むようになって初めてのことだった。 道は思ったよりも混んでいる。 誰もが家に閉じこもってTVの臨時ニュース番組を見続けているのではないらしい。

4時間半後、サンタバーバラのホテルに到着。
部屋にチェックインしてから、ようやく事故の映像をTVで見ることができた。

「うわっ...何これ?!?!?!」
「...映画のワンシーンみたい...ちょっとこれホントに怖いよ...」
「世界貿易センタービルって日本の企業も入ってるよね?」
「これじゃ助からないよ...だってあっという間に崩れちゃったんだもの...逃げる時間なんてないじゃん」

普段はおそらく観光客や地元の人で賑わっているであろう、サンタバーバラのメインの通りも、この日ばかりは閉まっている店がほとんどだ。
母親が一人でこっちに来ていたので、日本にいる家族や親戚が心配しているのでは?とも思ったのだが、とりあえずサンディエゴに戻ってから連絡することにする。

翌日日帰りで行った「小デンマーク」のソルバングは、テロのニュースによる影響もそれほどなかったように思えた。 観光客もいたし、店もやっている。 可愛い建物が印象的な、山の中の小さな小さな街で、そのあまりののどかさに、NYでテロがあったことなど信じられない気分だ。
おとぎ話に出てきそうな街並みのソルバング
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無事にサンディエゴに着き、日本の父に電話を入れて、テロの影響は飛行機が飛ばないことだけだと伝える。案の定、母親がこちらに来ていることを知っている親戚や母の友人たちから、心配する電話がかかってきていたそうだ。

飛行機が飛ばないため、結局母はその後2週間も私のところに滞在を続けることになった。
テロがあった当日、そしてその後2~3日は緊迫した空気が漂うアメリカではあったが、人々はゆっくりではあるが落ち着きを取り戻し始め、なんとか普段の生活を再び始めたようだった。とはいえ、国民全体がショック状態にあったことはどうしたって隠せない事実だろう。

母は2週間後無事に帰国したが、その後しばらくは「もう海外はこりごり」と言っていた。
まあその5年後にまたこっちに遊びに来てくれたので、プチ・トラウマとでも呼ぶべき経験は、なんとか克服したのだろう。

それにしてもあの時、例えば母の旅行の日程がほんの少しずれていて、しかも二人でサンタバーバラではなくNY旅行を計画・実行していたら...と思うと今更ながら恐ろしい。 サンタバーバラにしたのは、サンディエゴから近くだったことと、あの時は父親が一緒に来なかったので、遠出は両親が二人揃って来たときにすればいいか、と考えたからだけなのだ。

あれからもう5年が過ぎたとは信じがたい気持ちである。
車のシートに腰を下ろしたまま、発車するでもなく呆然とテロのニュースを聞いていた時の気持ちは、まるでつい数ヶ月前のことのようにはっきりと覚えている。

一年前に仕事で行ったNYは、テロの爪あとなどまるでないかのように人で溢れていた。
仕事で忙しく、グラウンド・ゼロなど見ることなど出来なかったが、見なくてよかったのかもしれない。

本当に本当にもう、あんな酷い事件は起こって欲しくない...5年目を迎えた今日、心からそう願う。
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新宿にしか見えなかったマンハッタン。でも新宿よりも汚いよ、きっと

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Top▲ | by mari_CA | 2006-09-11 23:56 | その他
Primal Twang: The legacy of the guitar
Primal Twangと名付けられたコンサートに行った。
ギターの歴史を、豪華ゲストを交えながらライブ方式で体験できるというものである。
なんて知ったかぶりしてしまったが、ギターフェチの友人Jの付き合いで行ったというのが本当のところ。

「Primal(プライマル)」とは「最初の」「根源の」「原始の」などといった意味で、「Twang(トゥワング)」というのは、ギター等の弦を指ではじいた時に鳴る「ビーン」という音のことである。

会場はNorth Park。そんなところにこんなコンサートを開ける会場があったっけ?と思ったのだが、実はほんの数年前までいかにも治安の悪そうだったNorth Parkは、最近になっていきなりオシャレに発展してきているのである。 気取ったカフェやコーヒーショップ、ちょっとグルメ風なレストランまで出来てきて、もともとそういった文化が集まっていて、North Parkのすぐ隣りにあるゲイエリア、Hillcrestに似せていこうといったような気合いが感じられるのだが、この会場も、そんなNorth Parkの「町おこし」(とでも呼びたくなってくる)の一環としてリモデルされたようだった。


会場として使われたNorth Park Theaterは、キャパシティは800人ほどで、決して大きくないが、つい昨年大幅なリモデルの後に再びオープンしたらしく、中はとてもキレイである。 もともとの建物はなんと1928年に建てられたということで、実は歴史あるシアターらしい。 というより、North Parkというエリアは実はサンディエゴ内で最も古い街の一つらしいので、こういった歴史ある建物が意外とあったりするわけなのだが。

ライブの内容に戻ると、ギターを抱えた進行役のDan Crary氏(有名な人らしい)がギターの歴史を語りながら、時折ゲストを紹介して、そのゲストが2~3曲披露するというもの。 ステージにはPrimal Twang Band(ギター4人、ベース一人、ドラム一人)が常にいて、Crary氏の語りとともに演奏を続け、後方の巨大スクリーンには語られるギターの歴史に係わり合いのある映像が次々に写され続ける。 

ギターの歴史のコンサートと聞いて、そういうのにウトい私にはつまらなそう...と思っていたのだが、意外にも楽しめる内容だった。 進行役のDan Crary氏の語りが大変に上手く、流される映像も実に興味深く、まるでTVの特別番組をナマで見ているかのようであったからだ。

古代エジプトの壁画に描かれたギターに似た楽器の話から始まり、ルネッサンス時代の絵画に登場するギター、ジプシーたちが常にギターを愛していたこと、ジプシーのギターがスペインのローカルな音楽と融合して出来たフラメンコ、ハワイのウクレレ、ボサノバ、ブルース、カントリー、ジャズ、ロック...と、まさに弦楽器の歴史を映像とCrary氏による弾き語り、そして生演奏で表現。 いやはや、大変勉強になりました。

このイベントは収録されDVDとして発売されるということだったが、おそらく収録が本来の目的だったのではないか。 アメリカ国内をツアーしてまわるわけでもなし、ここサンディエゴで4日間だけ、ということで開催。 ゲストも豪華ということでカリフォルニア州外からもたくさんの人がこれを観にやってきていたようであった。 ちなみに観客の平均年齢はおそらく50代後半。

ちなみにこの日にゲストとして登場した方々は...

John Doan, Doyle Dykes, Eric Johnson, Albert Lee, Peter Sprague, Doc Watson & Richard Watson, Mason Williams


皆さんそっちの世界ではカリスマを誇る天才ミュージシャンたちばかりだそう。

ギターの世界にウトい私はEric Johnsonしか知りませんが...
それにしてもEric Johnsonって小さいのね。
そんなに若い人ではないと思うんだけど(後で調べてみたら1954年生まれだと!びっくり!)、とっても小柄で華奢で、なんだか10代のギターおたく少年のような印象。 でもこの彼、ギターを弾き出すとさすがに全身からカリスマのオーラを発揮するのである。
いかにもテクニック系のギタリストにありがちな、身体をのけぞられて自己陶酔しながら弾くわけでもなし、実にあっさりと、黙々と、しかし凡人には決して真似できないテクで弾き続けるところもさすがに天才肌。
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というわけで、いつもJの付き合いでギター系のライブに行くと、途中で飽きてしまうことが多いのだが、今回は大変楽しめたのでありました。 席も前から2列目と良かったしね。

ショーの終了後に、すぐ近くにあって評判が良いと聞いたケーキショップ&カフェ、「Heaven sent desserts」に寄ってみた。 ケーキを買って持ち帰ってみたのだが、味のほうはまあまあ。アメリカのケーキにしては美味しいけれど、やっぱり天下の
「Extraordinary Desserts」
にはかなわないのであった。
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Top▲ | by mari_CA | 2006-09-10 23:04 | 音楽がらみ
プラスティネーション
「プラスティネーション」という言葉をご存知だろうか。

簡単に説明してしまえば、「標本とするために用いられる技術の1つで、身体を構成している水分と脂肪分をプラスチックなどの合成樹脂に置き換え、顕微鏡レベルでの細胞組織の構成を殆ど保ったまま、素手で触れることができ、腐敗を起こしたり悪臭を発生させたりすることもない、人体や動物の標本を作り出すことができる(wikipediaより)」である。

プラスティネーションという言葉には馴染みが薄いかもしれないが、「人体の不思議展」などという(ダサダサな)名前で、日本でも過去に何度も展示をしているようなので、実際にプラスティネートされた標本を見たという人はいるだろう。 

「遺体を使ってこんなことするなんて!」と憤慨する人もいるようだが、標本として使用された遺体はすべて献体希望者のものであり、本人が生前希望していたことなのだからどんどんやってくれ...というのが私の個人的な意見である。

今日、このプラスティネーション技術を開発したグンター・フォン・ハーゲン ス博士率いるInstitute for plastination(以下I.F.P)から、300ページ以上もある分厚いカタログが郵便で送られてきた。 オールカラーで写真もたっぷり載っている。

実は私、おそらく世界に(主にドイツとアメリカ)数千人いると思われる、このI.F.Pへの献体登録者の一人である。
ハーゲン ス博士の署名が入った献体登録関係の書類も持っているし、万が一死亡した場合はすみやかにI.F.Pのエージェントへ遺体を輸送するようにとかかれたIDカードも常に携帯している。
数ヶ月ほど前にこのI.F.Pから、献体希望者へのアンケートに答えて欲しいと手紙が届き、この分厚い最新カタログは、アンケートに協力したそのお礼ということだった。

数多くの写真の中で個人的に一番印象に残るのは、お腹の赤ちゃん共々プラスティネートされた女性の標本だ。
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この女性も生前に献体希望して登録してあったはずである。
だが、妊娠し、出産前に何らかの理由で死亡してしまい、胎児と一緒にこうなるなんて、おそらく彼女本人は想像もしていなかったに違いない。

私はLAでの展示で実際にこの標本を見たのだが、とても印象深かったのを覚えている。
この世に生まれ出る前に死んでしまった赤ちゃんは、一緒に死んでしまったお母さんと、これからもずっとずっと、す~~~っと一緒なのだ。 
展示のために、一緒に飛行機に積まれ、いつまでも一緒に世界中を旅するのだ。
そんな考えさえ頭に浮かんだ。

ちなみに、I.F.Pから依頼のあったアンケート調査には、興味深い...というか、やや妙なものも多くあった。
「プラスティネートした遺体でケンタウロス(上半身が人間で下半身が馬という生き物)を作ることに関してどう思うか?」(いいんじゃない?ついでに人魚も作ってみたら?と答えておいた)
「自動車の安全テストに使うクラッシュダミーとしてあなたの遺体を使用していいか?」(それはイヤだ、と答えておいた)
「生前に叶えられなかった性転換の希望を、死んだ後に叶えてみたいという献体希望者がいるが、生殖器の交換プロジェクトにあなたの遺体を使用してもよいか?」(それはイヤだと答えておいた)

実際にプラスティネートする時には既に死んでいるとはいえ、どうやら献体希望者から何らかの希望があれば出来る範囲で叶えてもらえるようである。
だったら今飼ってる猫たちが死んだ時にプラスティネートしてもらって、私の標本と一緒に展示してもらったりしたら嬉しいなあ...とアホなことも考えてみる。
まあ、一度死んだのに、クラッシュテストのダミーとして使われて、また「死ぬ」のはちょっとやだよな~。 鞭打ちだけで済めばいいけれど(と言ったところで既に死体だが...)、ヘタな当たり方したらぐちゃぐちゃになっちゃいそうな感じがするし。 

でも死んだ後まで、あれはイヤだ、これはイヤだ...と駄々こねるのはやっぱりヘンなのでしょうか?

別に死ぬのを楽しみにしているわけではないが、あれこれ真剣に考えて献体登録することを決めたわけだし、なんというか、自分の身体がプラスティネートされるその時が来たら、結構ワクワクするのではないか?と思っている(って言ってもその時はもう死んでるっつーに!)。 

それにしても、死んでからも魂というものが残るというのが本当であれば、ぜひ自分の身体がプラスティネートされる様子を眺めてみたいものである。
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なんだかキュートなこの写真。

死んでから、かのハーゲン ス博士と記念写真かあ。心なしかちょっと照れて見える標本君?

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Top▲ | by mari_CA | 2006-09-09 23:06 | ライフスタイル
フライドポテトと二十歳のモデル
やっと迎えた撮影日。
ひょっとしてまた夜までかかるのでは?と不安だったのだが、無事夕方の5時半には終了した。

週末中かけまわって、そして前日の夜にまでチクチクと手作りで撮影用の小物を用意した甲斐あってか、必要なものすべてを身につけたモデルの女の子たちには「すっごくキュート!」と喜んでもらえ、ついこっちも顔がほころんでしまう。 プロのモデルだからどんな仕事だって引き受けたからにはやるだろうとわかってはいるけれど、やっぱり機嫌よく仕事してもらえると嬉しいものだ。
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平均的なアメリカ人はガタイがよく、太っているといったイメージだが、モデルの子たちはさすがにスタイル抜群である...が、よく食べるんだ、二人とも。

ランチには近所のデリからサンドイッチを注文することになっているのだが、二人ともそろってカロリーが超高そうなフライドポテトまでどーんとオーダー。 
そんなの食べてもあんなにキレイな身体なんだもんな~、羨ましすぎである。

雑誌などで見る日本のモデルは細~~~いタイプが多いようだが、アメリカのモデル(ファッションショーなどで活躍するショーモデルではなく、雑誌や商品ポスター等に使われているモデル)はそれほどでもない。
そりゃあ一般人と比べたら細身ではあるが、どちらかというとスポーツでもやってそうな健康的な体型の子が多い。
というか、あまりガリガリでは服の中で身体が泳いでしまう感じになるので、モデルとしての使用価値は低くなってしまうのだ。
全体にボリュームに欠けるアジア人のモデルの使用率が低いのはここにもあるのではないかと思ってしまう。

実は前回東洋人のモデルも一人使ったのだが、出来上がった写真の評判はそれほどよくはなかったのも事実なのである。
小柄で可愛い子だったのだが、出来上がった写真をみたアメリカ人社員からは「顔も身体つきも幼く見えすぎでダメだ」と言われたのだった。
個人的には東洋人のモデルをもっと使いたかったんだけどね...
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Top▲ | by mari_CA | 2006-09-05 23:01 | 仕事
タイ料理 in Orange County 
ブランチに何を食べようかということになり、最初は飲茶にでも行くか...と考えていたのだが、友人Jが「タイ・フードが食べたい!」と駄々こねるので、結局タイ料理店に行くことにした。

実は私自身はそれほどタイ料理のファンというわけでもない。

というのも、サンディエゴ内ではただ一軒を除いて、私がこれまでトライしてきたタイ料理店は「辛い!!!!」という印象しか残らないところばかりだったこともあり、どうせ東南アジアの料理ならベトナム料理なんかのほうがいいなあ...と考えてしまうからである。

ちなみにその唯一の一軒とはインディア・ストリートにある「Saffron」である。 小さな店で、見た目はまるでファーストフードの店のようだが、ここのタイ料理は本当に美味しい。
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この日はオレンジ・カウンティに居たので、残念ながらSaffronには行けず、別のタイ料理店にトライすることになった。

Jと新しいレストランにトライする際には、口コミやネットや無料情報誌で念入りに下調べしてから行くのがパターンとしては決まってきているのだが、それでも「なぜ評判がいいのかまったく分からない」という失敗ケースも決して少なくない。またそれとは逆に、飛び込みで入ったレストランがとても美味しかったという体験もあるわけだ。

さて、今回トライしたのはGarden Groveにあるタイ料理店、「Thai Nakorn」。
知人からも勧められたし、ネットで調べても評判はかなり良いようなので、これは期待できるかな...

店内は派手と地味が混ざっていた。
金色が目出つ、いかにもタイらしい派手めの装飾品があるかと思えば、椅子やテーブルはまるで大衆食堂のそれだったりして、見た目からレストランそのもののレベルはいまいちつかみ辛い。

と、ちょっと妙な店内(でも広い)なのだが、料理はす~~~~~ごく美味!
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おまけに料金はものすごく良心的で、ほとんどが$6前後。
いかにも東南アジア風のこってりしたアイスコーヒーも美味しい!

というわけでと~~~っても美味しかったので、ぜひまた行きたいと思います。

住所はこちら:
Thai Nakorn Restaurant
(714) 537-5011
12532 Garden Grove Blvd
Garden Grove, CA 92843

*********************************
大変残念なことに、このThai Nakornは2007年1月8日に火災により燃えてしまった。
オレンジカウンティのタイ料理では一番と評判だった店なので、一日も早く復興して、またあの美味しい料理を作れるようになって欲しい。
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Top▲ | by mari_CA | 2006-09-04 23:01 | グルメ的 in California

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