★★ブログ引っ越しいたしました★★ 移転先→ A little something to say from California

<   2010年 03月 ( 12 )   > この月の画像一覧
Top▲ |
Purring Leopard
久しぶりにジェイジェイ君に会ってきたよ。^^
North Chinese Leopard
(学名:Panthera pardus japonensis 和名:キタシナヒョウ 絶滅危惧種 )
f0027944_1345267.jpg


2007年5月10日生まれだから、あと少しで3歳。
もう体のほうはすっかり大人。

でも...中身はまだまだ、デッカい仔猫ちゃんみたい。(笑)

スタッフによると、ここにいる大型ネコたちの中で、諸事情により人工保育で育ったコ(数頭いる)は
実際の母親に育てられたコたちと比べ、いつまでも赤ちゃんみたいな性格を維持しがちらしい。

それは、この施設内を見てまわっていてもわかる。

他の「普通の」大型ネコたちと違い、ジェイジェイくんはまるでイエネコみたいなんだもの。

f0027944_13185668.jpg


ちょっと声かけるとものすごくいい反応見せるしね。
ゴロゴロしちゃってさ~、こんなのまるで普通のうちで飼われてる猫みたいだよ。
でも、ヒョウなんだよね、猛獣なんだよね。^^;

眠そうなのに、名前を呼ばれてつい応えちゃうジェイジェイ君の動画をどーぞ♪ ↓
甘ったれの大きなヒョウがこーんな風に呼びかけに応えてくれるなんて、すっごく可愛いよ~~♪


※背後で騒いでるミャ-ミャーいう大声は、ここで放し飼いされているクジャクの鳴き声です。

http://www.youtube.com/watch?v=bgm7gV7RsKk


動画には撮れなかったんだけど、このジェイジェイ君てば、こうして構ってやってると
まさにイエネコみたいにゴロゴロと喉を鳴らしだしちゃったりする。
そうかそうか、ご機嫌なんだね~、ボクちゃんは...^^

f0027944_13332234.jpg


私たちがいる間、ちょうど餌を運ぶトラックが到着した。
ネコたちは、そのトラックが走る音さえも覚えていて、みんな一斉にソワソワし出す。(笑)

ジェイジェイ君も、あ、ゴハンのトラックだ!とわかる模様。
そっちが気になって仕方ないんだね~。

f0027944_13353654.jpg



で、これがその動画。↓
前半は、待ちきれなくてウロウロが止められないジェイジェイ君。
そして、スタッフがお肉を運んでくると...

39秒くらいで、ジェイジェイ君がまるで仔ヤギのような声を出してるのがわかるかな?
スタッフの話によると、これはもうホントに「赤ちゃんヒョウ」の鳴き声そのものなんだとか。(笑)
成獣となったヒョウは、普通はこんな声を出すことはない。
ジェイジェイ君の頭の中は、ゴハンがもらえるのが嬉しくてすっかり仔ヒョウに戻っちゃってるのかも...^^


http://www.youtube.com/watch?v=V2h1gko0wac

食べているのは生の鶏肉。
バリッバリッと骨を噛み砕く音が聞こえてくる。

f0027944_13435264.jpg


新鮮なお肉はオイシイねえ♪ ^^

f0027944_14293858.jpg

f0027944_13444911.jpg
f0027944_1430469.jpg


甘いマスク(死語)のジェイジェイ君、また遊びにくるからね♪

※タイトルのPurringとは、猫がゴロゴロと喉を鳴らしていること。
Purr(猫がゴロゴロいう) + ing


☆ジェイジェイの過去記事☆
⇒生後半年
⇒生後11ヶ月
⇒生後18ヶ月
⇒もうすぐ2歳
⇒2歳4ヶ月




Thank you for voting!
デッカいデッカい甘えんぼ、ジェイジェイ君にポチっと応援ありがとう♥




★撮影場所★
The Exotic Feline Breeding Compound's Feline Conservation Center
大型ネコの繁殖&研究のためのNPO。
一般公開されているので入園料5ドルでヒョウやヤマネコが間近に見られる。

EFBC/FCC (Closed on Wednesday)
3718 60th Street West
Rosamond CA 93560
MAP
[PR]
Top▲ | by mari_ca | 2010-03-30 14:43 | 大型ネコ(トラ・ヒョウなど)
マイ・ベイビー
この写真を見て、いったい何という動物かすぐにわかる人は、果たしてどれくらいいるのでしょうか?

f0027944_15315793.jpg





何だと思った? ^^

実はこのコは、オポッサム。

f0027944_15323221.jpg


可愛い!!と思った?

それとも、何じゃこりゃ? と思った? (笑)



オポッサムは、北アメリカ及び南アメリカに生息する、有袋類のネズミである。
見てのとおり、ネズミといえど、大きさは猫くらいある。

f0027944_15345544.jpg


ロサンゼルスから1時間半ほど車で走ったところにある、Big Bear Lakesという場所。
冬はスキーリゾートとして賑わう、山の中のこの小さな街にある、小さな小さな動物園。

園内をウロウロしていると、すぐそばにある小屋のドアが開いて、写真の女性が顔を出した。
この色白のミッキーマウスみたいなオポッサムを抱っこして。^^

f0027944_15391783.jpg


オポッサムは、カリフォルニア辺りで暮らしていると、割と普通に見かけることが多い生き物である。
住宅地をウロウロしていることも少なくないし、見かけても「あ、またオポッサムだ」と驚きもしない。

実は我が家の近辺にも野生種が暮らしているらしく、ある夜、キッチンのゴミをゴミ袋にまとめて
少し後で捨てに行こうと玄関の外に出しておいたところ、荒らされた状態になってて驚いたことがあった。

ノラ猫?! と思ったら、サッと身をひるがえしたのはなんとオポッサム。
ゴミ袋は角が破られていて、バナナの皮が引っ張り出されていた。

ゴミ漁りをしてくれた当のオポッサムはといえば、階段の途中でこちらを見ながら硬直していた。
(驚くとフリーズしちゃう生き物だということで知られている...^^;)

住宅地にいるとはいえ、これでも一応「野生動物」だから、恐怖心から襲ってきたりしたら怖いな...と思ったものの、写真撮っちゃおうかな...という気持ちも沸いてきたので、カメラを撮りに行って戻ったところ...

オポッサムくんはフリーズ状態から開放されたらしく、すでにその姿は見えなくなっていた。
ああ、どこか行っちゃった...という気持ちと、行ってくれてよかったという気持ちが交差したっけ。(笑)

f0027944_15475565.jpg


ところが、その数日後の夕方。

外出先から戻ってきた私たち。
私の前を歩いていたJが、玄関に続く外階段を数段昇ったところでいきなり止まった。
慌てた声で「戻って!戻って!」と。

何事かと思えば、階段を昇りきったところ、玄関に通じるスペースに
先日ゴミをあさっていたコとおそらく同じ個体と思われるオポッサムがまたいるではないか!!

あわわわわ...この前食べ損ねたバナナの皮で味をしめちゃったの~?!

シッシと追い払おうとしても、またもやオポッサムはフリーズ状態になってしまい、動かない。
(この、驚くとフリーズしてしまうという習性のせいで、車にはねられちゃうことが多い気の毒な生き物。
ヘッドライトに照らされるとビビってその場でピッと硬直しちゃうってことよね...)

困ったなあ...どいてくれないと家に入れないよ~...と思っていたら
ノソノソとゆっくりのんびり、オポッサムくんは屋根伝いにどこかに行ってくれた。

...ホッ! ^^;





と、れっきとした野生動物でありながら、そんな微妙な存在のオポッサムなのである。

はっきりいって巨大なネズミだし、一般的には害獣扱いされていると思う。

f0027944_16272437.jpg


でも、この動物園の女性は、そんなオポッサムをいかにも愛おしくてたまらないという風に抱っこしている。

その様子があまりにもほほえましかったので「オポッサムだよね、その可愛いコ?」というと
「そうよ、このコはね、私のベイビーなのよ♪ すっごく可愛いのよ。今からね、ガールスカウトのコたちにこのセルマ(オポッサムの名前)について話をするから、よかったらいらっしゃい」とのこと。

というわけで、ガールスカウトの女の子たちと一緒に、話を聞くことにした。^^

f0027944_1635090.jpg


セルマちゃんは1歳になるオポッサム。

母親が交通事故で死んでしまい、みなしごになったところを保護された。
最初は手のひらに乗ってしまうくらい小さかったのに、無事にこんなに大きく育ってくれた。

今はこうして、女性に抱っこされて来園者にオポッサムの生態を説明するのに役立ったり
ときにはこの一人と一匹は学校に出向いていって、子供たちの前で同じように話をしたりもするという。

「子供たちの前にこうしてセルマを抱っこしていってね、オポッサムよ...と紹介を始めると、たいてい『え~~~!!』というネガティブな反応が返ってくるのよね。まあ、害獣扱いされたりするから仕方ないけれど(笑)。でもね、セルマの身の上や、オポッサムが実はいかに清潔で可愛い動物であるか話してあげるとね、だんだん子供たちの顔つきが変わってきてね、終わった後では、みんなセルマの顔を近くで見たがるのよ。そして、『可愛いね~』っていってくれるの」

セルマちゃんを「マイ・ベイビー」というだけあって、いかにも嬉しそうに女性はいう。

セルマちゃんは、リードも何もつけられていない。
ホントにおとなしく、「人間のママ」であるこの女性に全身の体重をあずけたまま、ジッとしている。

可愛い可愛いセルマちゃん、人間のママといつまでも、幸せにね♪

f0027944_15583967.jpg





おまけオポッサム母ちゃんは、少し大きくなった子供たちをこうして運ぶそう。
プププ...実際に見てみたいかも、この光景。^^;落ちるなよ、チビちゃんたち(笑)
f0027944_1645144.jpg
写真は→こちらから拝借





Thank you for voting!
害獣なんて失礼しちゃいましゅよね♪ と今にもいいそうなセルマちゃんにポチっと応援ありがとう♥




★撮影場所★
Moonridge Animal Park
43285 Goldmine Drive
Big Bear Lake, CA
ビッグベアのスキーリゾートのすぐ横に位置する、小さな動物園。
もとは怪我をした野生動物の保護施設としてスタートした。
実は世界中でも数少ない「Alpine Zoo(標高の高い土地に生きる生物を主に飼育する、そして場所もまた標高の高いところにある動物園)」の一つである。
ちなみにここの標高はおよそ2,133メートルで、アメリカ国内の動物園としては一番高い。
→HP
→Map
[PR]
Top▲ | by mari_ca | 2010-03-28 17:18 | 動物
水鏡
f0027944_1444552.jpg



f0027944_14451639.jpg


これまでに水鏡というものはあちらこちらで見たことがあったけど...
こんなにくっきりはっきり、まさに鏡のように水上の物体を映し出している水を見たのは初めてかも。

f0027944_14495259.jpg


湖水から突き出した不思議な岩の山は、水鏡のせいで、まるで空に浮いている魔法の島みたい。

f0027944_14493260.jpg


波がない。
本当にない。

だから水面はぴくりとも動かずに、見事な水鏡となる。

f0027944_14504166.jpg


ヨセミテ国立公園のちょうど東側にあたるここは、原型となる湖ができたのは少なくとも今から76万年前といわれる(100万~300万年前という説もある)Mono Lake。

鍾乳石のような岩がニョキニョキと盛り上がり、なんとも不思議な風景を見せてくれる場所である。

f0027944_14464734.jpg


Mono Lake(以下『モノ湖』)はアルカリ性の塩水湖。
現在の塩水濃度は、海水のおよそ2.5倍。
先日訪れたソルトンシーよりもはるかに高い塩水濃度である。
ソルトンシーと同様に、ここに流れ込む水はあっても、出口はない。

奇妙な岩はTufa(トゥファ)と呼ばれる石灰質化学沈殿岩。

過飽和な石灰分を含むアルカリ性の水が地熱で加熱され、二酸化炭素分圧が上昇することにより形成されるものが、石灰質化学沈殿岩=トラバーチンであり、その中でも多孔質で柔らかいものがTufaと呼ばれる。(ウィキぺディアより)

かつて、水位が今よりもはるか高かった頃、このTufaは、湖の底に形成された。

f0027944_15383974.jpg


Los Angeles Department of Water and Power (LADWP=ロサンゼルス水道電気局)は、LAの住人の飲料水用にとオーウェンズ川より水を引いていたのだが、1941年、そのための飲料用水路をそれまでよりさらに拡大する。

モノ湖にはオーウェンズ川からの水も流れ込んでいたのだが、この水路拡大工事により、蒸発する水の量が、川から流れ込む水の量を上回ってしまった。

そのため、1982年には、モノ湖の水面面積は1941年のそれから31%も減ってしまう。
水位が下がったモノ湖では、塩水濃度がさらに高くなり、同時にそれまで湖底にあったTufaが
こうして水面および陸の上に顔を出すようになってしまったのである。

f0027944_14454370.jpg


その後、モノ湖における生態系の変化、モノ湖の存在自体の危機感を訴える人たちにより
1978年に「モノ湖委員会(Mono Lake Committee)」が発足。
LA郡に供給する水量を必要最低限に抑えさせることに成功、その後もモノ湖の水位をかつてのものにするべく、モノ湖に隣接するLee Vining市を拠点に、水位を元に戻すべく活動を続けている。

f0027944_0383031.jpg


この辺りは噴火口も多く、現在でも火山活動が続いている。
そのため、湖畔では温かい湧き水が噴出しているところが数多く見られた。

小さな水流となってお湯が出ているところも多かったのだが
こんな、直径2メートルほどありそうな大きなものも。

f0027944_0471888.jpg


写真では見えないと思うけれど、かすかに湯気さえも立ち上っていた。
手を入れてみたJによると、ちょうどお風呂くらいの温かさだという。

ポコポコポコポコと、気泡が終わることなく昇ってきている。

f0027944_0484320.jpg


日本人の私には「ひょえ~~、露天風呂じゃーん!」だったのだが、
残念ながら(?)遊泳禁止とのこと。(って、水質も良くないし、入るつもりはなかったけどね...^^;)


そんな不思議なモノ湖、いずれは水位が昔のように高くなることが理想なのかもしれないが
そうなると、摩訶不思議な岩であるTufaも水没してしまうのか。

Tufaのせいでまるで別の惑星のような光景を作り出しているモノ湖なので
そうなると、それはそれでちょっと残念かもしれない。^^;

f0027944_5103499.jpg


ソルトンシーとは歴史が違うモノ湖ではあるが、共通しているのは、人間の行為が多大なる影響をもたらしたということである。

ただ、モノ湖には、ソルトンシーで見られたような、悲壮感はあまりない。
写真を撮っていても、それはヒシヒシと感じられたのであった。

→ソルトンシーのリポート






↑不思議な世界を作り出しているモノ湖ポチっと応援ありがとう♥




★撮影場所★
Mono Lake
Mono County, CA
グーグルで画像検索すると、この世のものとは思えないほど美しい写真がたくさんでてきます。
夏は観光客で賑わう場所ですが、冬は割りと静か。
Lee Viningという湖畔の小さい町には、宿もいくつかあります。
→МAP
[PR]
Top▲ | by mari_ca | 2010-03-26 10:00 | Nature
犬ぞり体験 in Mammoth Lakes
週末は、シエラネバダ山脈を横目に、行き先も決めずに車で数時間北上してみた。

スキーリゾートとして有名な「マンモスレイクス(Mammoth Lakes)」。
この辺りにくるとさすがに雪が多いなあ...と思いながら辺りを見回していると
スノーモービルのレンタルの看板が見えてきた。

スノーモービルかあ...そういうのってやったことないけど、結構楽しそうかも。
などと思いつつ暇つぶしに車を停めてみると、目の前にいるのは...え? 犬? それもたくさん?

f0027944_15165371.jpg


なになに~~?! ここって犬ぞり体験できるわけ~~?! Σ(゚Д゚;エーッ!

f0027944_15173945.jpg


犬ぞりなんて、カナダとかアラスカに行かないと体験できないものだと思ってた!!

f0027944_15272452.jpg


まさかこんな、我が家から車で数時間の場所で犬ぞりを見ることができるなんて、びっくり。
(スノーモービルのレンタルをしているお隣の会社は、犬ぞりチームとは別の会社だった)

この時点ではまだ参加するかどうか決めてなかったものの、スタッフに一応値段を聞いてみると...

基本ツアーは50分で大人一人90ドルだという。
90ドルかあ...二人で180ドル。
1ドル90円くらいの今だと、日本円で1万6千円ちょっと(二人分)。

貧乏小旅行ばかりしている私たちにとっては、ちょっと大きな金額だなあ...^^;

うーん...どうしよう。
でも...こんな体験ができる機会って、滅多にないよね。
だいたい、今回の小旅行も行き当たりばったりであんまり計画せずに来ちゃったから
まだどこまで行くか、いつ帰るかも決めてないし、今夜どこかに宿を取るのかキャンプするのかも未定。
でも、この雪の量を見る限り、キャンプっていうのはオプションから外すことになりそう。
そうなるとどこかに宿を取るわけで、そうなるとまたお金がかかるし...

...

...

...


しばらくJとあれこれ話し合っていたのだけど、結局ツアーに申し込むことにしてしまった。^^;
やっぱり、こんな体験、一生に一度か二度って感じがするし、好奇心には勝てないよ。

このときはすでに昼ごろになっていて、その日のツアーは午前中だけでおしまいだった。
犬たちの体力のことを考えて、一日に走らせる距離はほぼ決まっているかららしい。
翌日の朝9時のツアーが取れるというので、とりあえずそれを予約した。


そして翌朝...(結局、この近くではなかったけれど、別の街にも行ったついでに宿を取った)



そりを牽くのは、乗っているのが大人3~4人程度なら、11頭編成の犬たち。
ハイ、ワンコさんたち、よろしくお願いしますよ~!!

f0027944_1545242.jpg


ここでそりを引いている犬は、マラミュート、シベリアンハスキー、アラスカンハスキー。
...と、そういったそり犬の血を引くMix犬たち。

モコモコの彼らは、その大きな体を触ってみると、毛がびっちりと密集してるのがわかる。
こりゃ雪の上でも寒くないよね~。

(雪が真っ白でお天気がよくて...見事な白とび写真だらけに...^^;とほほ...)

f0027944_15472789.jpg


それにしても、犬たちはみんな、素晴らしい性格のコたちばかり。
人懐っこくて、ホントに可愛いの~~!! 動物好きならあっという間に彼らに惚れてしまう。

f0027944_15484282.jpg
f0027944_1555229.jpg
f0027944_15554544.jpg


ところで、ツアーに参加すると決めたあとも、無知な私とJには一つの小さな疑問があった。

それは、そりを牽く犬たちは、果たしてその行為を楽しんでいるのか?ということ。
無理矢理牽かせたりはしていないとは思うけど、結構重いだろうし、大変じゃないのかなあ...
人間がやらせるからやってるだけで、実は犬たちは嫌がってるなんてことは...ないといいんだけど。


ところが、出発前の犬たちを見て、そんな疑問も吹っ飛んだ。

最初は雪の上でゴロゴロしていた犬たちは、スタッフがツアーの準備を始めると
その気配を感じ取ってか、見るからに興奮し始めたのある。

ワンワンワンワン!! 嬉しくて仕方ないというようにみんな大騒ぎ。
それはまるで「早くー!! 早く行こうよー!!!」と周囲を促しているかのようであった。

f0027944_1612735.jpg


スタッフの話によると犬たちは、そりを牽くことが大好きとか、そういうレベルを超えているという。

「ハスキーやマラミュートは、はるか昔から、雪原でそりを牽くために生まれ、雪国で生きる人たちに
大切に大切にされてきたた犬種だからね。彼らの血にはそれしかないんだよ。DNAがそうさせるのさ。
確かに、たまに「重たいそりを牽かされて犬たちが可哀相」なんていう無知な人もいる。
でも、これが彼らの自然な姿だし、なんたって犬たちは毎日毎日大喜びでそりを牽いてるんだから」





...そっかあ。それを聞いてちょっと安心した。
というか、犬たちの様子を見たら、彼らがこれを心から楽しんでいるのは一目瞭然だわ。

チワワやマルチーズにそりを牽かせたら、それは虐待以外の何物でもなくなってしまうけど
そりを牽くために作られたハスキーやマラミュートにとっては、それが本来の姿なんだよね。

f0027944_16133353.jpg


そういえば、バブル期には日本でもハスキーをペットして飼うことが流行したよね。
猫の額ほどしかない狭い庭で、犬小屋に繋ぎっぱなしか、または庭もないので畳の上で室内飼い。
散歩は夕方にほんの20分ほどリードに繋がれたまま、近所をとぼとぼ歩くだけ。
大雪原でそりを牽いていたはずのハスキーには、やっぱりそれは不自然な姿なのだろう。

さて、そろそろ出発だよ~♪ ^^
もう犬たちはスタッフが「ホラホラ、落ち着けよ」と苦笑するほど大興奮状態だし。(笑)

f0027944_1620327.jpg


私たちが乗り込んだそりの後ろに、スタッフの一人が立ち乗りをする。

「OK dogs, hike!」

掛け声と同時に、まるで飛び出すように一斉に犬たちが走り出す。

f0027944_16251958.jpg


やっぱりこれは動画があったほうが面白いかな...と思ったので、短いけれどこちらをどうぞ。^^




うっひゃ~! 
楽しい、楽しすぎる~~!
やっぱりツアーに申し込むことにしてよかった~。^^

それにしても、さすがにそり犬だけあって彼らはものすごく力強い!
スタッフの話によると、12頭のそり犬で観光バスさえも引っ張れるほどのパワーがあるという。

仔犬は生後8ヶ月から訓練を始め、現在現役のそり犬は1歳からなんと12歳(!!)。
それより上の年齢になると、徐々にそりには興味を示さなくなるので、そうなると引退するらしい。

パワーをつけさせるため、毎朝ツアーの前には食事をさせるのか?と尋ねると
朝は鳥ガラで作った特製スープを与えるのだという。
そのスープが犬たちは大好きで、かなりの量を平らげるとか。
餌はドッグフードがメインではあるが、生肉を与えたりもするとスタッフは教えてくれた。

f0027944_16372329.jpg


現在、このMammoth Dog Teamsが所有するそり犬は36頭。
もちろん、一頭一頭に名前がつけられており、そりを走らせながら彼らの名前をすべて教えてくれるスタッフからは、犬たちへの愛情がひしひしと感じられた。^^

犬たちの人懐っこくフレンドリーな性格を見ても、彼らがどんなに大切にされているのかわかる。
そりを牽かされて可哀相どころか、幸福な幸福な犬たちなのであった。

中にはシェルターから引き取られたコもいるという。
「ハスキーが持ち込まれたけど、見に来ないか?」とシェルターから連絡があったのだという。
結局そのシェルターのハスキーもチームの一頭となり、今では嬉々としてそりを牽いているらしい。^^

f0027944_16451877.jpg


楽しかったので、50分のツアーはあっという間に終わってしまった。

「よかったら頑張った犬たちを撫でてやってね。彼らはそうやって褒められるのが大好きなんだ」
とスタッフの男性がニコニコといっていたので

「お疲れ様~!みんなカッコよかったねぇ♪」といいながら、11頭を順番に頭を撫で撫で。
お腹を見せてゴロンとしちゃうコ、顔をペロンと舐めてくれるコ、体をぴったりすり寄せてくるコ。
ああ、みんなホントにいいコばかりで、も~~可愛いよ~~!!

犬たちのリーダーは、ブルーの瞳がカッコいいデニー君。↓ 

f0027944_16523977.jpg


途中で犬たちがオシッコしたりして止まることがあるんだけど、止まっている時間が長いと
先頭にいるこのデニー君が「オゥゥゥゥゥ~オゥゥゥゥゥ~」と遠吠えのような声を出すのである。

それはあたかもデニー君がリーダーっぷりを発揮して
「オラオラ、何やってんだオマエら~! さっさとまた走るぞ~!」といってるようでオカシイの。^^



積雪量が多いこの地域では、かつて犬ぞりが実際に貴重な交通手段として使われていた。
そして、現在この犬ぞりチームが使用しているこの「そり」は
驚くことに1920年代に作られ、長い間実際に使われていた現物なのだという。

実は、ずいぶんアンティークな「そり」だなあ...とは思ったんだよね。
昔の人たちは、経験から「最適な素材と形」を知っていたのだろうと思う。
だからこそ、90年も経った今でも、壊れもしないでこの「そり」は現役なのだろう。

f0027944_1714344.jpg


美しく力強いワンコたち、お疲れさま~♪
そり犬という使役犬についても勉強になったし、貴重な体験だったよ。^^

スタッフのみなさんも、いろいろと教えてもくれて、どうもありがとう。
とってもとっても楽しい経験でした。
Thank you so much for Mammoth Dog Teams!!

f0027944_16571173.jpg




※日本国内では、北海道で犬ぞり体験ができるらしいです。





Thank you for voting!
元気で力強く可愛い36頭の「そり犬」たちにポチっと応援ありがとう♥





★Mammoth Dog Teams★
スキーリゾートで有名なMammoth Lakesにこんな体験ができる場所があるなんて!
HWY395沿い、HWY203に入るジャンクションから3マイルほど北上。
DJ's Snowmobilesのすぐ隣、広い雪原の上で営業してます。
当然ながら、犬ぞり体験できるのは積雪がある冬の間だけですが
夏の間は犬たちが暮らすケンネルの見学ができるのだそう。

ツアー参加の際は、一週間前くらいに予約したほうがいいとのことでした。
760-934-6270(電話でのみ予約可能)
→HP
→ワンコたちの紹介ページ
→Map
[PR]
Top▲ | by mari_ca | 2010-03-23 00:59 | 動物
水晶の入り江と呼ばれる場所
夕日を見に、Crystal Cove State Park(クリスタルコーブ州立公園)にやってきた。
f0027944_13111662.jpg

州立公園ということで、ビーチに出るための駐車場には通常15ドル取られるんだけど...

夕方、窓口がすでに閉まっちゃった後にここに来ると...無料!^^
おそらく5時に閉まると思うんだけど、夕日を見るだけに15ドル払うのもったいないもんね~。
(それでも日没近くには駐車場への入り口ゲートが閉まっちゃうけど。出口はもちろん開いてます)
f0027944_13115431.jpg


駐車場からしばらく歩くと...(といってもほんの数分)海が見えてきた。

f0027944_13112787.jpg


砂で滑りやすくなっている階段を、気をつけながら一段一段下りていく。

f0027944_13114027.jpg


太陽の位置はかなり低くなってるね。

海をジーっと見つめる男の子は何を考えているのやら。

f0027944_1313812.jpg


鳥たちも、夕日を眺めてボーっとしたりするのかなあ...^^

f0027944_13132076.jpg
f0027944_1313312.jpg


ここは引き潮のときはタイドプールができることで有名。
ゴツゴツした岩場は、砂浜だけのビーチとはまた違う美しさをかもし出している。

f0027944_13134311.jpg


たまに、夕日写真を撮っていて、太陽が沈むと同時に撮影をやめちゃってる人の姿を見かけるけど...
夕暮れ時の空が一番美しくなるのは、実は日没後。

f0027944_13135411.jpg
f0027944_1314543.jpg


今日も一日お疲れ様でした...って、オレンジ色の空はそういってくれてるみたい。^^

f0027944_13141776.jpg








↑癒しを与えてくれる自然の不思議な力をちょっぴり感じてくれたらポチっと応援ありがとう♥





★撮影場所★
Crystal Cove State Park
8471 North Coast Highway
Laguna Beach CA 92651
Newport BeachとLagunaの間にある美しい入り江。
自然がわりとそのままの姿で残されていて、オレンジカウンティの中でもかなり美しい場所。
→Map
[PR]
Top▲ | by mari_ca | 2010-03-20 00:17 | Nature
ギザギザ
前回に引き続き、同じ公園から、今日は鳥たちの話題などを。^^


公園などの水場に一番多くいるのはマガモだけど、この日はアメリカヒドリも多く見かけた。
(学名:Anas americana 英名:American Wigeon)

カモ系の鳥は、カップルでいることが多いけれど、オス同士でつるんでいる個体も多い。
でも、メス同士でグループを作っている個体はあんまり見ないんだよね。

↓のアメリカヒドリもカップル。手前にいるのがオスね。
f0027944_15444332.jpg


こちらはアメリカオオバン
(学名:Fulica americana 英名:American Coot )
あちこちで普通に見かける水鳥だけど、ここにはホントにたっくさんいた!
f0027944_15511221.jpg


この、アメリカオオバンの生後間もないヒナというのが、なんとも衝撃的な姿なので...
この日、一羽くらいいないかな~と思って探してみたけれど、いなかった。
ヒナの季節にはまだちょっと早いんだろうと思う。

ちなみにどんな姿のヒナかというと...こんな感じ。↓↓ 親鳥と全然似てな~い!! ^^;
(ヒナの写真は以前別の場所で撮影したものです)
f0027944_160424.jpg

どうしてこの地味な親鳥に、このド派手なヒナなのか...(笑)
パンクスのオヤジみたいだよね~。


羽の手入れに熱心なマガモのメス♪ 
f0027944_167498.jpg


そしておなじみハチドリも。
f0027944_1684986.jpg



ちなみにこの公園の湖には、ガチョウが数羽いるのだけれど、これがまたまったく人を恐れない。

大胆にも小路の上でお昼寝ですか。
f0027944_16125368.jpg



って、いくら人馴れしてるからって、そんなふうに覗き込んで邪魔するとつつかれるかもよ。(笑)
f0027944_16144770.jpg



前回の記事でも紹介した、この辺りのリスやウサギもホントに人を恐れなくなっているけど
カモやその他の水鳥たちもしかり。 このとおり、人の行き来が多い場所でも平気でお昼寝...

こら、オマエたち、野鳥なら野鳥らしくもっと警戒心を持ちなさいっ!
f0027944_1617419.jpg





ところで、ガチョウのクチバシ...っていうか、カモなどの水鳥のクチバシって
こーんな風にギザギザしてるって知ってた?

f0027944_16343981.jpg


これは、歯ではなく、クチバシの一部が変化したものなのだそう。
このギザギザを上手く使って、水蘚などを食べるらしい。

私、これまでたくさん水鳥の写真は撮ってきたけど
こんな風にクチバシの縁がギザギザになってるなんて、知らなかった~!

これでパクっとやられたりしたら、結構痛そうかも...^^;





↑すっかり図々しくなっている公園の鳥さんたちに...ポチっと応援ありがとう♥




★撮影場所★
Huntington Central Park
Huntington Beach, CA
サーフィンの街として知られる海沿いのHuntingon Beach市にある公園。
住宅地の真ん中にありながら356エーカーの広さと水鳥であふれるキレイな湖を持つことを誇る。
巨大なシナモンロールを売るカフェが湖のほとりにあることでも有名。
→Map
[PR]
Top▲ | by mari_ca | 2010-03-18 00:01 |
Spring Has Come! - 春が来た♪
土曜の朝は、お天気がよかったので車で公園へ♪

前回ここに来たときは、公園内の湖の水位はかなり低かったんだけど...

今冬は雨が多かったせいで、こーんなにたっぷりの水が!

f0027944_16262094.jpg


そして、この公園に来ると必ず遭遇するのが、おデブな野生のリス(ジリス)たち。^^

今回もチョロチョロチョロチョロ、あちこちで顔を覗かせていた。

f0027944_16301665.jpg


この公園、住宅地のど真ん中にあって、水鳥やリスたちが人間からかなり食べ物をもらってるらしく
みんな、健康的を通り越して、見事なメタボ体型なコばかりなの。^^;

f0027944_16314361.jpg


場所も場所だし、野生動物というより、地域のペットみたいな存在なのかも。
山の中で見かけるリスと比べると、むっちむちのドスコイ体型してるんだよね~。

f0027944_16325210.jpg


ついでにいえば、警戒心がないにもほどがある。

だって、猫や犬を呼ぶときみたいにチチチチと舌を鳴らすと、ものすご~く近くまで来るんだよ。
立ち上がって、両手を上に差し出して、ちょうだい!とでもいいたげなポーズ。

あまりにも近くまで寄ってくるので、体に登ってきたりしたらどうしよう...と焦ってしまった。
(リスくん、さすがにそこまではしなかったのでホッ!)

f0027944_16345335.jpg
※野生のリスは人畜共通感染症を持っている場合があるので
決してこちらの手を差し出したりはしないように!!

動画だとこんな感じ。
近くに寄りすぎだし、しかも素早いのであんまりよく撮れてないんだけど
チョロチョロしてる雰囲気は出てるかなあ。(笑)



私たちは食べ物なんて持ってなかったんだけど
いつもこうしてたくさんの人に餌もらってるんだろうなあ。

f0027944_16422820.jpg


野ウサギ(Cottontail Rabbit)もよく見かけたけれど
このコ↓も見事に警戒心なさすぎ...^^;

ここ、人が歩く小路からほんの1メートルくらいの場所なのに。
まるでペットのウサギさん並みにでろ~んとしちゃってるねえ。

f0027944_16431539.jpg


と思えば、なんとも凛々しい眉毛(?)のウサギさんも発見。ゞ(≧ε≦● )プッ

f0027944_16432936.jpg


週末には夏時間も始まり、日没時間が1時間遅くなったのが嬉しい。

もうすっかり、春だよ~♪

f0027944_23582877.jpg






Thank you for voting!
春の日差しを楽しむ生き物たちにポチっと応援ありがとう♥



★撮影場所★
Huntington Central Park
Huntington Beach, CA
サーフィンの街として知られる海沿いのHuntingon Beach市にある公園。
住宅地の真ん中にありながら356エーカーの広さと水鳥であふれるキレイな湖を持つことを誇る。
巨大なシナモンロールを売るカフェが湖のほとりにあることでも有名。
→Map
[PR]
Top▲ | by mari_ca | 2010-03-16 00:35 | 動物
モル生とは、よく食べてよく出すことなり
私は、ここ半年間に、普通の人が一生のうちに買うかもしれない量の数倍のパセリを買ったと思う。^^;

とにかく、ベジタリアンであるモルモットの食欲はそれくらいものすごい...!! 

ムシャムシャムシャムシャ...今日もたくさん食べて、たくさん出すよ~。(笑)
(食べる量が多く、しかもベジタリアン。出てくるモノの量もスゴイです。ケージの掃除は一日おき)

f0027944_3321063.jpg


ちなみに成長期をすぎた大人のモルモットの場合、一日あたり、体重の6%の餌を食べるとか。

人間にたとえると...体重50kgの人の場合、毎日3kgの野菜を食べてるのと同じことかあ...^^;

体の大きさからの割合を考えた場合、猫たちの数倍の量の餌を食べてるね。
我が家の猫たちは、完全室内飼い+もう成長期でもないから、みんな結構小食だし。

f0027944_3394139.jpg


モルモットというのは、空腹になってはいけない生き物であるらしい。

というのは、モルモットは盲腸が非常に発達した生き物で、なんと盲腸が腸の半分近くを占めている。

彼らの食べる繊維質は、盲腸内細菌によって消化が行われるのであるが
空腹になるとこの腸内細菌が減少し、体調を崩してしまうからである。

f0027944_3454055.jpg


なので、9(キュウ)ちゃんのケージ内には、牧草とモルモット用ペレットが常備されている。

9ちゃんは起きている間、定期的にこの牧草をチビチビと食べ続け
朝と夜にそれぞれ一回、こうして新鮮な野菜をもらっているわけ。

f0027944_347181.jpg


ハムスターやリスは、その小さな両手で餌を持って食べる仕草がたまらなく可愛いけれど
モルはこうして直接口をつけて食べるわけで、それがまた違った可愛さを発揮していると思う。^^

f0027944_3531966.jpg


9ちゃんが野菜をもらうのは、猫たちがキャットフードを食べる時間とたいてい同じである。
猫缶をピキッと開けて、お皿に取り分けていると...
どうやら9ちゃん、そろそろ自分も野菜をもらえる時間だとわかるらしい。

ケージ内をピョンピョン跳ねて、プィーッ、プィーッ、プィーッ...と大騒ぎ。(笑)

さて、今日もたくさん食べて、たくさん出しましょうか、9ちゃん。^^;

f0027944_442438.jpg



モグモグモル動画

http://www.youtube.com/watch?v=Sm2o99iiuTo






ポチありがとでしゅ♪
食欲王子の9ちゃんにポチっと応援ありがとう♥
[PR]
Top▲ | by mari_ca | 2010-03-13 04:28 | モルモット
障害になんて負けないよ♪ とウサギがいった
ソルトンシー周辺を探索していたら、たくさんのウサギが見られる場所があった。
丸っこくて可愛い顔してるけど、これでもれっきとした野ウサギである。

Cottontail Rabbits (学名:Lepus sylvaticus、和名:ワタオウサギ)
f0027944_11138100.jpg


小さいながらも自然保護区とされていたこの場所は、オフィスのそばのピクニックエリアに
野鳥の餌台を吊るしていて、ウサギたちはその餌台から下に落ちる鳥の餌を食べにきているらしい。

もう、鳥もウサギも一緒くた...^^;

f0027944_114720.jpg
日本で見られる一般的なスズメにも似ている「イエスズメ」
頭に黒っぽい横線が2本入っているのは「ミヤマシトド」
全体がグレーで、くちばしが細くて黒いのは「ナゲキバト」


あ、「カンムリウズラ」まで一緒にいる。
警戒心が強い鳥で、これまでこんな近くで撮影できたことがなかったんで、ちょっとビックリ。^^
f0027944_123784.jpg



ほんの2メートルほど離れたところに人間がいるにもかかわらず、食べるのに一生懸命なウサギちゃん。

ん? このコ、左前足が変じゃない?
f0027944_1264224.jpg


グニャ...って曲がっちゃってるみたい。
コヨーテにでも襲われて運よく逃げられたもの、こうなってしまったの? とも思ったけど
生まれつきこうだったような風にも見えるかなあ。

ピョンピョン跳ねるぶんにはあまり問題はないようだけど。
f0027944_1292982.jpg


他のウサギたちは、このコが足に障害を持っていようとなんだろうと、特に気にすることもないらしい。

f0027944_285944.jpg


自分+マジョリティとはちょっと違う外見の誰かに、奇異の目を向けないというのは、
当然といえば当然なんだろうけど、人間界にはそんな当然なこともできない人もいるからねえ。

f0027944_2102141.jpg


周りのみんなと違うなんてことは気にしないで、ウサギさん、頑張って生きていこうぜぃ!! ^^

f0027944_2123184.jpg





Thank you for voting!
障害になんて負けないよん♪ 元気なウサギさんにポチっと応援ありがとう♥



★撮影場所★
Sonny Bono Salton Sea National Wildlife Refuge
906 W Sinclair Rd
Calipatria, CA 92233
⇒HP(英語)
⇒Map
[PR]
Top▲ | by mari_ca | 2010-03-10 06:44 | 動物
砕け散ったリゾートの夢と巨大塩水湖
目の前に広がっていたのは、なんともシュールな光景であった。

カラカラに干からびた魚が、見渡す限り散らばっている。

f0027944_21283557.jpg


そして、足元には白い砂...ではなくて、何コレ???

f0027944_21291181.jpg


そんなディテールに気づかなければ、水鳥がたくさん、波もほとんどない穏やかな水面。
パッと見、なかなかステキな場所なのかと勘違いしてしまいそう。

f0027944_21302663.jpg


ここは、サンディエゴから北東に2時間ほど行った場所にある、ソルトンシーという巨大な塩水湖。

f0027944_21322847.jpg


1960年代には、砂漠の真ん中にある湖畔のリゾート地として観光客で賑わっていたというが
そんな過去は蜃気楼のごとく消えうせ、今ではゴーストタウン寸前の状態にまで成り下がっている。

f0027944_2134543.jpg


ソルトンシーの簡単な歴史を説明すると...

もともとこの辺りは砂漠の中の盆地であった。
(現在のソルトンシーの水面は海抜マイナス69m)
もともとカリフォルニア湾に流れ込んでいたコロラド川は、あるとき決壊し
このソルトン盆地に大量の水を流し込んだ。

決壊したところは堆積物が自然に修復したものの、盆地へ流れ込んだ淡水は逃げ場を失い
時間の経過とともに、やがて盆地に流れ込んだすべての水は蒸発した。

数千年もの間、このソルトン盆地は、豪雨や川の決壊により水が流れ込んだときにだけに湖が現れ
その水がすべて蒸発しては湖が消えていく...というのを幾度となく繰り返してきた。

f0027944_21505960.jpg


現在のソルトンシーの始まりは、1905年にさかのぼる。

豪雨と大量の雪解け水がコロラド川を大氾濫させ、2年に渡りこのソルトン盆地にそのほとんどの水が流れ込んだとき、少し前よりこの地に、コロラド川から農業用水を引くための工事に取り掛かっていたSouthern Pacific Railroad社がこの洪水をくい止めようとしたものの失敗。

その事故により、さらに大量の水がコロラド川よりソルトン盆地に流れ込んだ。
(その後1907年に、コロラド川から水が流れ込むのを防ぐことに会社は成功している)

カリフォルニア州内で最大の湖であるソルトンシーはこのようにして誕生したわけだが
水はここから外部に流れることはない。つまりここは巨大な水溜りなのである。

f0027944_23261544.jpg


出来上がってしまった当初、ここは淡水湖として認識されていた。

しかし、その後、ソルトンシーに流れ込み続けたニュー川、アラモ川、ホワイトウォーター川が
もともとは海のそこであったこの辺りの土地に含まれる塩を水に取り込みながらここに終結。

最終的にソルトンシーに流れ込むと、今度は盆地の土壌の中のすでに結晶化していた塩をも溶解。
水がここから外に流れることのないソルトンシーは、次第に塩水湖となっていくのであった。
(この3つの川は現在もソルトンシーに流れ着いている)

f0027944_2295295.jpg


1920年代に入ると、ソルトンシーは観光地として有名になっていった。

多くの渡り鳥が立ち寄るようになり、1930年代から1950年代にかけて数種の魚が海より導入された。
そして、この辺りは巨大ウォーターフロントリゾート地として人気を博すようになる。
湖畔にはホテルや街が作られ、水上スキーやボート遊びに興じる人で賑わっていた。

砂漠の中のオアシス的観光地、パームスプリングスに続けとばかり期待されたのだが...

f0027944_102496.jpg


水の逃げ場がないソルトンシーは、土地の気温の高さから流れ込む水が蒸発するのが早い。
水分は蒸発しても塩は残る。つまり塩分濃度は濃くなる一方であった。

現在のソルトンシーの塩分濃度は、海水よりも高く、死海より低い。
そして、この塩分濃度はなんと毎年1%ずつ高くなっているとか...

ほんの数十年前に導入された魚のうち、ソルトンシーの塩分に耐えられたのはティラピアのみ。
だがそのティラピアも、もう少し塩分濃度が高くなると、彼らが生存できる限界を超えるという。

また、農業廃水の流れ込みによる汚染、そしてその中に含まれる肥料を餌にして
微小な有害藻類が高密度に繁殖、同時に有害バクテリアも異常発生。
この有害藻類が死ぬとき、バクテリアと細菌によって分解されることになるのだが
そのとき水中の酸素が使われるので、結果、湖内の酸素は減り、大量の魚が酸欠により死んでしまう。

それらが、大量の魚(ティラピア)の屍骸が散らばっている理由であったのだ。
(湖畔近くの水面が、数百万の死んだ魚でうめ尽くされたことも過去に何度かあったとか)
⇒参考写真

現在、ソルトンシーは多くの水鳥の姿を観察できるところとして知られてもいるのだが
汚染された湖の魚を食べている水鳥たちは、鳥ボツリヌス症にかかることもあるので
残念なことに、バードウォッチングは楽しめど、彼ら自身は決して健康ではないのが事実である。

f0027944_22451230.jpg


ところで、私が「何、コレ?」と思った、海岸の砂のような、でも大きくて白い不思議なシロモノ。
調べてみるとあれは実は、フジツボの屍骸であるらしかった。(!)

第二次世界大戦中、水上軍用飛行機の離着陸の練習のため、ソルトンシーが使われたのだが
そんな飛行機が海から連れてきてしまったフジツボが、ここで異常なまでに大繁殖。
今ではものすごい数にまで増えてしまっており、その屍骸がこうして岸に打ち寄せらたものらしい。

...お、恐るべしフジツボ!!!

f0027944_0205644.jpg


1960年代には有名人らも数多くここを訪れ、観光客で賑わっていたソルトンシーは、過去のもの。
塩分濃度が高くなりすぎ、汚染度が上がるにつれて、訪れる人たちは減り、今ではさびれてしまった街。

湖畔には、朽ち果てた宿泊施設や人が住まなくなって久しいであろうボロボロの家がやたらと目立つ。
しかし、それでも人口はゼロではないらしく、ゴーストタウンのような街を歩いている人も見かけた。

子供を連れている人がいる。
この辺りに学校などあるのだろうか?
農業用地としてそれなりに活用されている土地もあるようだが、それ以外に仕事などあるのだろうか。




実際、この辺りに住んでいる人の多くが生活保護に頼っており
また、ここから外に出ようにも、そうするためのお金もないので出られない。
出たところで生活にかかる費用が高い都心部では生きられないらしい。

そして、かつての観光地としての賑わいをもう一度...と、夢見るお年寄りも多いのだそうだ。



カリフォルニアは事実上破産寸前だし、こんなところの復興にかけるお金はまずないだろう。
相変わらず塩を含む川の流れはここに流れ込み、そして塩分濃度はまた高くなるだけ。

水がなくなり、干潟となった場所を見かけたが↓、それはあのデスバレーの塩の大地に似ていた。

f0027944_23202699.jpg


この辺りをドライブしていると、切なくなってくる。
ほんの50年前は、どんなに賑わっていたことだろう。

水上スキーを楽しむ人たち。
水着で走り回る子供たち。
今では廃墟寸前の街も、活気がある毎日を送っていたに違いない。

今でもそれなりに訪問者はいるようだけれど、かつての賑わいとはほど遠い。




行き場のなくなった塩水湖、そして同じように行き場のなくなった小さなかつての観光地は、ただ、哀しい。

f0027944_2340731.jpg






Thank you for voting!
こういう場所ってなんだか切ないなあ...と感じてくれたらポチっと応援ありがとう♥




★撮影場所★
Salton Sea
Colorado Desert
Imperial / Riverside counties, California, USA
カリフォルニア州で最大の塩水湖。
廃墟的なものに惹かれる人には...それなりに面白いかも?
水鳥の数が半端じゃないので、バードウォッチングは結構楽しめる。
⇒Map
[PR]
Top▲ | by mari_ca | 2010-03-08 03:59 | Nature

| ページトップ |

Copyright © 2005-2010 A little something to say from California. all rights reserved.
Any use of these images on this site without permission is STRICTLY PROHIBITED.
当ブログ記事内の写真及びにイラスト(配布しているアイコンは除く)の無断複写・転載は固く禁じます。



Happy Shooting!
by mari_CA
By: TwitterButtons.com

★ごあいさつ★

 

どれか一つ↑
ポチっと応援
ありがとうございます♪


「白背景+トップ画像」だけの、シンプルなオトナ向けスキンばかりです。初心者にも簡単にできる詳しい解説つき!
エキブロスキン配布中♪

S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
★NEWS...kinda★
★PROFILE★
★Rest in Peace★
★More to check out★
★猫アイコン製作★
Memo and such...

Click for Orange, California Forecast

無料カウンター





California Time

最新の記事
★★ブログ引っ越しのお知らせ★★
at 2012-05-13 04:18
はだかんぼ
at 2012-01-23 15:49
死の谷の奥でひっそりと動く岩
at 2012-01-07 14:56
八割れ仔ハム
at 2011-12-26 15:40
アリクイ・ベイビー...?
at 2011-10-26 16:58
モルショー初体験!
at 2011-10-14 16:47
お持ち帰り専用、ミニ・猫カレ..
at 2011-10-08 15:05
カテゴリ
全体
動物


海獣
大型ネコ(トラ・ヒョウなど)
Nature
お持ち帰り用カレンダー
ART
アメリカ人って...
ライフスタイル
日常
異国文化
グルメ的 in California
小旅行
ちょっとびっくりな話
ねこマンガ
猫動画
Hamster
モルモット
Viva! めりけんらいふ
アタシ様倶楽部
Grave Hunting
家族がらみ
音楽がらみ
San Diego
仕事
Breaking News
その他
未分類
以前の記事
2012年 05月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 10月
2011年 09月
more...
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
★猫LINKS★
★写真&MISC. LINKS★
★SKIN編集LINKS★
★Font Links★
★会員登録しています★

おサカナさん♪