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動物園で見かけるフラミンゴたち。
いつもはあんまり熱心に撮影しない生き物というか...チラっと見ただけで通り過ぎちゃうことも多い。^^; (だって動物園のフラミンゴの集団って臭いんだもの...汗) でも今回はちょっと時間をかけて観察&撮影しちゃった。 なぜなら...可愛いヒナたちの姿を見かけたから♪ フラミンゴといえば、この派手な色の体で知られるけれど ヒナたちは、うっすらグレーが混ざったような白い体をしている。 ちなみに、前方に折れ曲がっているように見える足は... 折れている部分が「ヒザ」ではなく、人間の「かかと」にあたる部分なので、これでいいらしい。 つまり、いつもかなりの「爪先立ち」をしてることになるわけね。 私も、初めて水鳥のこういった足を見たときは、ヒザが逆に曲がるのか?と思ったものだけど。(笑) ヒナは4羽いたんだけど、よく見るとかなりの数のフラミンゴ母ちゃんが抱卵中らしかった。 盛り上がった土のような巣の上に座っているのは、みんな抱卵中のフラミンゴ母ちゃん。 じっと座って卵を温めてるわけなんだけど、ときおり立ち上がってクチバシで卵を動かしたりしてる。 巣は、見ての通り、バケツに土を入れてひっくり返したような形のシロモノで 頂上のへこみ部分に、卵一つがうまく乗るようになっている。 でも、ここの巣はみんな不自然なくらい大きさも揃ってるし、どう見ても人工的に作られたモノだよね。 野生のフラミンゴはこれと同じような巣を自作するのだろうか? それに...もし自作するとしたら...いったいどうやって??? と思っていたら、こんな情報をネットで見かけた。 「フラミンゴ類の巣は、メスが自分のまわりの泥を口に含んでは吐き出して、円錐型に盛り上げて作ります」⇒参照したのはこちらのサイト そうなんだあ...っていうか、オスは手伝わないのか、おいっ! (笑) 親子の姿が可愛いので、飽きもせずに眺めていると... フラミンゴ母ちゃんが口移しでヒナに何やら与えているようなのに気づく。 ああ、そういえば昔、生き物がらみの本で読んだことがあった! フラミンゴは、フラミンゴミルクと呼ばれる物質をヒナに与えるって。 帰宅してからもう一度そのフラミンゴミルクとやらについて調べてみると 「フラミンゴは食道の奥のそ嚢(そのう)という器官でつくられる赤いミルクをヒナに与えて育てる」らしい。 このフラミンゴミルクは、少量の赤血球と白血球を含んでおり、 母親だけではなく父親も、つまりオスのフラミンゴもメス同様、ヒナに与えることができる。 フラミンゴの色というのは、βカロチンを含むプランクトンを食するため...といわれているが このミルクをヒナに与えた後の親鳥は、自分の体の色が抜けてしまっていることもあるらしい。 フラミンゴミルクを飲んできたヒナは、親鳥とは逆に体に色が着いてくるわけで... まさに、我が身を削ってヒナを育てるフラミンゴなのであった。 それにしても、オスまでもこのミルクを出して育児をすることができるとは 「いいわね、それ!!」と、つい思ってしまった人間のお母さんもいるのではないか。^^ ↑元気に育てよ、フラミンゴの赤ちゃん!ということで、ポチっと応援ありがとう♥ ★撮影場所★ San Diego Zoo 2920 Zoo Drive, San Diego, CA 入園料:大人$37 子供(3歳から11歳)$27 3歳未満無料 ⇒Map Top▲ |
by mari_ca
| 2010-06-20 19:19
| 鳥
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