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会社のウェアハウスで働く人たちは、9割以上がメキシコ人である。
英語を話す人たちも少なくないが、スペイン語のアクセントがきついうえに、英語の文法もきちんと勉強してない人が多いらしく、彼らと言葉を交わすのは決して楽ではない。 そんなメキシコ人の女性の一人が私のデスクにやってきて、つたない英語で何かを説明しようとする。 最初は仕事に関する質問かと思ったので、「どの商品のこと?」と聞いてみたのだが、どうも違ったらしい。一生懸命聞いてみること数分、やっと彼女の言わんとすることを理解する。 なんと、化粧品のセールスだったんですね~。 そうやって友人・知人に売りつける(?)化粧品といえばAvonやMary Kayが有名だけれども、彼女の手にしているのは聞いたこともないメーカー。一応カラーで印刷されたカタログらしきものも手にしているが、これっていったいどこから出てるどんなものなわけ??? 手書きの注文書(というほどのものではないが)にはそれでも数人の名前が。 まったく興味がなかったので、「せっかくだけど化粧品は日本製のものをずっと使ってるので...」とウソついて断った。別にしつこく勧められたわけでもないし、ただ単にNo Thanksでもよかったのかもしれないけれどね。 そういえば以前にも、香港から個人で輸入しているブランド品のパチもんを、同僚に売ろうとしてた女性がいたっけ。 いかにもな超有名ブランドのロゴがガンガンに入ったスカーフを、流行遅れな形のパンツのベルト代わりに使ってたり、着ている服はそんなに高級そうでもないのに超高級ブランドのバッグを持っていたりするので、内心「本物なわけ???」と疑ってたのだが、偽物だと聞いて納得。 買わない?と何度か誘われたものの、気がすすまないので断った。 個人的には、超高級ブランドの偽物などというものにはまったく興味をひかれないのだ。買うだけのお金を持っていなければ買わなければいいし、いくら高くても本物が欲しくてお金も持っているのであれば、本物を買えばいい。そう思っている。 それでもウェアハウスで働くメキシコ人の女性達は、この彼女から頻繁に買っていた模様。... 偽物だと承知で買っていたのだろうけど、ブランド物のスカーフ(に見える偽物)が一枚10ドルくらいで買えるなら私も欲しい!って人が結構いるんだなあ... でもやっぱり、ホコリまみれになって決して快適とは言えない(夏は暑いし冬は寒い)ウェアハウスで働いている時に、偽のブランド財布や小物を身につけているのはちょっと妙である。それは、スーパーで目をギラギラさせながらセール品をあさりつつも、肩からは高そうなブランドだと一目でわかるようにロゴが入りまくったバッグを下げている東洋人女性(よくこういうタイプをみかける)と同じくらい「ちょっとヘンな光景」なのである。 Top▲ |
by mari_CA
| 2006-08-08 22:07
| 日常
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