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ロスアンゼルスのウェストハリウッド市で毎年この時期に行われる超有名イベント、プライド・パレード(ゲイ・パレード)を見に行ってきた。
37年の歴史を持つパレードで、一年に一度、同性愛者や性転換者など性的にマイノリティと呼ばれる人たちとそんな彼らを支持するサポーターらのお祭りである。カリフォルニアはもちろん、はるか遠くの州からパレードに参加すべくはるばるやってくる人も多い。 デザイン畑でずっと仕事をしてきたということと、サンディエゴでは有名なゲイ地区Hillcrestのそばに住んでいたこともあって、私にとってゲイ男性は常に身近な存在だった。 それだけでなくレズビアンの女性の知り合いも数人いるし...ということで、こうしたパレードを見にいったことは過去にも何度かあるが、ウェストハリウッドは初めて。 プライド・パレードというのはエネルギーに満ちていて、見ていて本当に楽しい。 いくら同性愛が以前よりも社会の中で受け入れられ、理解を得るようになってきたとはいえ、まだまだ普段は多かれ少なかれ偏見の目を感じて生きている人も決して少なくないだろう。 でも、この日は違う。 自分に正直に、ありのままであることはこんなにも楽しく力強く感じることなのだということを、仲間たちとそして彼らを支持する人たちと一緒になって再確認できる日だ。 だから歓喜とエネルギーに満ち満ちているのである。 ちなみに画像の中あちこちに見られる虹色はゲイのシンボル。 パレードが行われたサンタモニカ大通りはもともとゲイの溜まり場として知られているのであるが、今日は街中が虹色だらけだ。 続きは↓をクリック...ですが、今回はこういったセクシュアリティ/ライフスタイルに理解を示されるかたのみにオススメします。観覧されるかたが不快になるような画像は掲載していないつもりではありますが、これから先をご覧になるか否かはご自分の判断で、ということでよろしくお願いします。 見た目もなんというか、中性的な人が多い。 ↓こちらのみなさんは...↓ ↑ウェストハリウッド名物(?)↓ ↑ドラグクィーンと呼ばれるオネエサマ(オニイサマ?)たち。↓ ↑性転換手術を済ませている人もいれば、女装だけの人もいるでしょう。↑ ↑なぜクマさん? 実はBearというのはゲイ用語で毛深くて大きい「パパ」タイプの男性のこと。^^; ↓いつも個人的にすごく応援したくなるのがこういう人たち。 自分の家族がゲイであることを受け止め、こうしてパレードに堂々と参加するようになるまでには、個々の差はあれどやはりそれなりの葛藤があったのではないか。 友達はみんな知ってるけれど、家族には絶対カミングアウトできない。それは彼らを悲しませるだけだから...といったゲイの知り合いも私にはいる。 パレードは1時間半ほど続いた。 彼らの元気と誇りをわけてもらい、家路につく。 途中で黒猫に出会った。猫を見るとつい写真を撮ってしまう。 あるゲイの友人はいつも言っていた。 「Just be!」と。 「ありのままでいなさい」だ。 自分を偽る必要はない。 世間がなんといおうと、自分の本質に正直であれ。 「最近は犬のほうが好まれているから、犬の振りをしなさい」 そんなこと言ったって、猫はあくまで猫であり、いつでもどこでも猫でしかない。 Just be...とはそういうことだ。 ←今回の内容が面白かったと思ったらクリックで一票入れてね♥ Top▲ |
by mari_ca
| 2007-06-11 07:19
| ライフスタイル
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