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クロウフィッシュ。
アメリカザリガニである。 もちろん、ペットではなく、食用。 というわけで今回は2度目になるのだが、ザリガニ料理店のリポートである。 (今回はコンデジでフラッシュも使わずにこそこそ撮ってたので、多少写真が見づらいかもしれません) 私の住む場所からほど遠くないところにリトル・サイゴンと呼ばれるベトナム人街がある。 ここはベトナム本国を除けば、ベトナム人のコミュニティとして世界最大規模だという。 ベトナム料理が大好きな私とJは、しばしこの界隈に出没してはベトナム語の飛び交うレストランで米の麺のスープ(Pho)などをすすってたりするわけだ。 このあたりにベトナム料理店がひしめくのは当然なのだが、ビジネスに貪欲なベトナム人が数年前にどういうわけか目をつけたのが、このクロウフィッシュ料理、つまりはザリガニ料理店であった。 もともとはルイジアナの名物だったザリガニ料理、ここ数年でリトル・サイゴン内でも専門店が数店オープンしている。 その中でも一番人気といわれる店に行ってきた。 ![]() 見た目でいえば、日本料理というものが「高価な額縁に入れたれた上品な絵画」なら、このザリガニ料理は「壁にスプレーで描かれたグラフィティ」であろうか。 とにかく、皿もフォークもナイフもなーんにも出されないのである。 席につくやいなやテーブルは大きな紙で覆われ、ニコニコと愛想のいいベトナム人の可愛いウェイターくんが注文をとりにくる。 自分の希望でここに来たがった同居人Jが注文したのはクロウフィッシュとエビ。 どちらも1ポンド(450グラム程度)から注文可能だ。 オクラの好きな私は、ルイジアナ・ガンボを「逃げ」用に注文。 しばらくすると飲みものが運ばれてくる。 そしてペーパータオルが1ロール、どーんと... そしてまたしばらくすると... 注文したブツがやってきた。 皿になんて乗ってない。 ポリ袋に入って、である。 ![]() 続きは↓をクリック...なのですが、 こういうのをゲテモノと感じる人は見ないほうがいいかもしれません。^^; ルイジアナのザリガニ料理の歴史は古く、ヨーロッパからの侵入者が最初にこの地を訪れた時代にさかのぼるらしい。アメリカ先住民族(俗にいうアメリカインディアン)の間ではその頃すでにこのクロウフィッシュは食べられていたというが、養殖産業として発展しだしたのは1,960年代からだとか。 現在ではなんと年間1億ドル以上(約120億円)の巨大産業に膨れ上がった。 ちなみに世界中で獲れる食用ザリガニの9割がルイジアナ州で消費されるということで、ここからもルイジアナの住民がいかにこのクロウフィッシュを好んでいるかわかるというものだ。 クロウフィッシュは「Mud Bug」と呼ばれたりもするらしい。 「Mud」は泥、「Bug」は虫、つまり「泥虫」だ。 でもこの姿を見るとわかる気がする。カニとかエビとかって、虫と似てるもん。 っていうか、身体のつくりはほとんど同じだもんね... ![]() 食べ方は、ひっくり返して足をむしり取り、尻尾というかお尻の部分の殻をそっと引き抜くようにする。うまくいくと小さなイセエビのような身が顔を出す。味もなんというか、地味なイセエビのようだ。 ウェイターくんによると、通な客は頭の部分もしゃぶってその汁を吸うらしい。 私は結構好奇心旺盛なほうなので、食べられるモノとして出された料理で変わったものがあれば、とりあえず試しに食べてみる。 その調子で今までにも、ソースにまみれた鶏の足や、カエルの足のから揚げ、ヤギの肉のカレーにワニのソテーなどを食べてみたことがある。 ザリガニもそんな興味で食べてみたのだが(今回は2度目)、そんな「ややゲテモノ?」と思える他の品と同様、「これは美味しい!ぜひまた食べてみたい!」と思うほどのものはなかった。 一緒に注文したエビは美味しかったけどね。 っていうか、クロウフィッシュって食べるの難しいし...しかも、一生懸命剥き剥きして、時には甲羅の部分で指先を傷つけて流血しちゃったりしても(Jだよ、そりゃ)、食べられる部分はほんの小指の先っちょくらい。 なので剥きやすくて美味しいエビばっかり食べちゃった。 ザリガニはほんの3尾。 当然、残りはJが平らげました... ![]() テーブルの上は凄まじい状態になっている。 手で食べるので指先はソースにまみれてドロドロ。1ロールで提供されたペーパータオルを何枚も使って指を拭うものの、フィンガーボウルがあればいいなぁ...なんて思ってみたりして。 食べ終えた客がテーブルを去ると、ウェイターは最初にテーブルの上に広げた大きな紙ごとくるっとまるめてしまう。そのままゴミ箱行きなのであろう。 ところでここは意外にも女性の客が圧倒的に多かった。 3人とか4人のグループでわいわいザリガニを食べているのは、おそらくほとんどベトナム人の若い女の子たちなのだ。 男性が混ざっているグループもいたが、6割近くが女性だけのグループ客。 決してキレイに食べられる料理とはいえないし、あんまり若い女の子が好みそうにも思えないのだが、それは私の偏見なのだろう。 生牡蠣も人気のようで、大皿にキレイに並べられた牡蠣がカットされたレモンとともにいくつものテーブルに運ばれていた。 私は牡蠣はパスなんだけどね...^^; ![]() それにしても、一般的な日本人にとってみれば、ザリガニを喰らうなんていうのはゲテモノなのだろうか、やっぱり。 埼玉の片田舎で生まれ育った私は子供の頃、家の近くのドブ川で近所の子供仲間とザリガニ釣りをして遊んだものだ。 あの頃、まさかそんなザリガニたちを食べる日が来るなんて夢にも思わなかった。 ま、今回Jに付き合ってザリガニ料理店に来てしまったけれど、今後1~2年は来なくてもいいような気はしている。私にとってザリガニ料理とはそんなものだ。 さて、みなさんが今までに食べてみた「人によってはおそらくゲテモノ」って何ですか?^^; Top▲ |
by mari_ca
| 2007-08-16 08:30
| グルメ的 in California
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