★★ブログ引っ越しいたしました★★ 移転先→ A little something to say from California

猫の不妊ピルは可能か?
TVのニュース番組で興味深い話をしていた。
ロスアンゼルスのハリウッド市で、鳩が卵を産まなくなる薬を実際に使用することになったのだという。
現在、同地を住処とする鳩の数はおよそ5,000羽。
住民が頭を悩ませるのは、主に糞害である。

この錠剤を餌の中に混ぜ込み、屋根の上などに設置した餌台に置いておく。
それを食べた(食べ続けた、だろうか?)鳩は体の中で卵を作ることができなくなり、いずれは鳩全体の数が減る計算なのだとか。

今後2~3月以内に実際の撒餌を開始し、1年後にその効果が目に見えるほどになり、2012年には(気の長い話だが...)現在の半分までに鳩の数が減るはずなのだという。
f0027944_3114438.jpg

これまでも鳩の糞害に悩まされてきた人間たちは、なんとかして数を減らそうとしてきた。
しかもそういった方法のいずれもが「餌に毒を混ぜる」だの「触れると電気ショックが与えられるフェンス」というように「現在生きている鳩を処分することにより、全体数を減らす」というものだった。

この「鳩用不妊ピル」にも賛成・反対の両方の意見があるらしいが、個人的には殺生をするよりはまったくマシではないかと思う。
殺す必要はないのではないか...というのはもちろんだが、それ以前に、いくら生きている鳩をそうやって1羽ずつ処分していったところで、彼らが繁殖する限り全体数を極端に減らすことは難しいのではないかと思うのだ。
f0027944_3201466.jpg

そしてこの話を聞いたとき、私が思ったのは...
今はまだ無理だとしても、遠い将来この錠剤の開発をさらに進めていって、いずれは野良猫たちにこの方法が適応できないか、ということだった。

続きは↓をクリックしてね。





アメリカ国内の野良猫の数は7千万匹を軽く超えるとも言われる。
1匹1匹捕獲して不妊手術を行うのは、時間も手間もかかり大変だろう。
いや、すべての野良猫にそういった処置をするのは物理的に不可能だ。
でも、餌にまぜた薬が彼らの繁殖を抑制するのであれば、今、生きている野良猫を殺さないまま、そんな不幸な猫の数を徐々に減らすことができるような気がする。
もちろん、そういった錠剤が猫にとって安全なものであるということが絶対条件になるが。

今日登場してくれたこのコは、アパート周辺に住み着いているらしい野良猫である。
飼い猫が外に出ているのはたまに見かけるが、このコは痩せぎすで毛並みもあまりよくないので、野良なのは間違いないだろう。
f0027944_3342734.jpg

そして実はこのコ、まだ仔猫のような大きさだというのに、つい数日前まで2匹の仔猫を連れて歩いていたらしい。
私は目撃したことがなかったのだが、Jは何度か見かけたという。
しかしやがて仔猫の数は1匹になり...
今ではこの親しか見ない。

仔猫はまだほんの生後1~2ヶ月くらいだったらしいのだが、野良の子供として生まれ、生き延びることができなかったのか。
誰かが仔猫を家に連れていったと考えられないこともないが、母親べったりのチビ2匹を、母猫から引き離してまで連れ帰るだろうか。

野良猫の平均寿命は2年とも3年とも聞く。
里親になってくれる人間にも巡り会えず、「サバイバル」もできない猫は、本当にあっという間にその短い一生を終えてしまうものなのだ。
f0027944_3471514.jpg
(誰かがこのコに水をやったらしい)


もし本当に鳩の不妊ピルのようなものが、いつか猫にも使えるようになれば...
この猫だって仔猫たちとの別れを経験しなくて済んだかもしれない。
もちろん、世間にはこういった薬に対して反対意見もあるだろう。
「せっかくメスとして生まれてきたのに、一度も仔を産まないまま一生を終えるなんて可哀相」という意見もあるだろう。
でも、現実的な問題は、ホームレス状態で常に病気や事故の危険にさらされている野良猫が7千万匹もいて、彼らは常に繁殖しているということだ。
なので個人的には、こういった薬がいつか野良猫に使われるようになることを願っている。

...というより、実際にそうなったら飼い猫にも適応できるようになるってこと?
不妊手術をしなくてもホルモンコントロールのための錠剤だけで発情を抑えることができるのか?

HSUS(米国人道協会:The Humane Society of the United States)の2006年12月発表によると:

全米で;
・1年間にシェルターに持ち込まれる犬&猫の総数:推定600万匹から800万匹。
・1年間にシェルターで安楽死させられるつまり、必ずしも病気や怪我のためとは限らない)犬&猫の総数:推定300万匹から400万匹。
・1年間にシェルターから里親に引き取られる犬&猫の総数:推定300万匹から400万匹。(これは喜ばしい数である)
・アメリカ国内のシェルターの総数:推定4,000から6,000。(つまりそれだけの数のシェルターが残念ながら必要になってしまったということ)
・メス猫1匹が1年間に出産する平均回数:3回。
・1回の出産で誕生する仔猫の平均頭数。4~6匹。

切実なのである。
ということで、将来に期待。
f0027944_3491616.jpg

このコは何年生きることができるのだろう。
でもこんなに美しい瞳を持つアナタが
今日こうしてたくましく生きていたということは
私がこうして写真と私自身の目の中に記録しておいたからね。



不幸な猫が世界中から1匹でも減りますように、と思ってくれたらポチっとね♥
[PR]
Top▲ | by mari_ca | 2007-08-17 12:05 |

<< 猛暑の中で出会った手乗り蝶々 | ページトップ | ザリガニ食べて日は暮れて >>

Copyright © 2005-2010 A little something to say from California. all rights reserved.
Any use of these images on this site without permission is STRICTLY PROHIBITED.
当ブログ記事内の写真及びにイラスト(配布しているアイコンは除く)の無断複写・転載は固く禁じます。



Happy Shooting!
by mari_CA
By: TwitterButtons.com

★ごあいさつ★

 

どれか一つ↑
ポチっと応援
ありがとうございます♪


「白背景+トップ画像」だけの、シンプルなオトナ向けスキンばかりです。初心者にも簡単にできる詳しい解説つき!
エキブロスキン配布中♪

S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
★NEWS...kinda★
★PROFILE★
★Rest in Peace★
★More to check out★
★猫アイコン製作★
Memo and such...

Click for Orange, California Forecast

無料カウンター





California Time

最新の記事
★★ブログ引っ越しのお知らせ★★
at 2012-05-13 04:18
はだかんぼ
at 2012-01-23 15:49
死の谷の奥でひっそりと動く岩
at 2012-01-07 14:56
八割れ仔ハム
at 2011-12-26 15:40
アリクイ・ベイビー...?
at 2011-10-26 16:58
モルショー初体験!
at 2011-10-14 16:47
お持ち帰り専用、ミニ・猫カレ..
at 2011-10-08 15:05
カテゴリ
全体
動物


海獣
大型ネコ(トラ・ヒョウなど)
Nature
お持ち帰り用カレンダー
ART
アメリカ人って...
ライフスタイル
日常
異国文化
グルメ的 in California
小旅行
ちょっとびっくりな話
ねこマンガ
猫動画
Hamster
モルモット
Viva! めりけんらいふ
アタシ様倶楽部
Grave Hunting
家族がらみ
音楽がらみ
San Diego
仕事
Breaking News
その他
未分類
以前の記事
2012年 05月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 10月
2011年 09月
more...
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
★猫LINKS★
★写真&MISC. LINKS★
★SKIN編集LINKS★
★Font Links★
★会員登録しています★

おサカナさん♪