|
去年のいつだったか、どこでだったか、Jが1ドルで購入したサボテン。
普段は植物なんて買わないくせに、気まぐれで買っちゃったらしい。 直径10cmの丸型。 茶色くて、トゲトゲしてて、なんだか愛想のない姿。 私が猫連れで引っ越してきて同居を始めたときは、バルコニーのすみにポツンと忘れ去られたように放置されていた。 「これ生きてるの?カラカラじゃん。水やったりしてるわけ?」 「サボテンって水やらなくてもいいんじゃないの?」 ああまったく、Jのようなヤツに買われたサボテンの不幸なことよ! 今にも表面がパキっとひび割れそうに乾燥してて、もう死んじゃってるような気もした。 捨てるか...?と思ったのだけれども、なんだかそれも心がとがめた。 だって完全に枯れちゃってるようには思えなかったから。 捨てるのはもうちょっと待ってみることにするか... それから毎日、水をやり、たまには栄養剤なんかも与えてみた。 そして2ヶ月ほどした頃... なんと高さ1cmほどの、アスパラの子供みたいな小さな芽(?)が その無愛想なボディの天辺からちょこんと顔を出してるのに気づく。 水はやっていたものの、あまり注意深く観察しているわけでもなかったせいでこの日初めてサボテンの変化に気づいたわけだが、 よく見るとその周りにも高さ5mmほどの赤ちゃんみたいな芽も顔を出していた。 「あ、ほらほら見て!こんな芽が出てる!捨てなくてよかったね~♪」 ちょっと嬉しくなった。 あっという間にその芽は成長し、大きなツボミをつけた。 子分みたいな第二の芽も大きくなり、その下には更に小さな芽が続いている。 続きは↓をクリックしてね。^^
毎日水をたっぷり飲んで、太陽の光をたっぷり浴びて、ツボミは毎日少しずつ開いていく。 茶色くって硬くって地味なサボテンから咲いたのはこんなに可憐なピンクの花。 花は夕方になるとしぼむ。それを何日か繰り返し...やがてしおれてしまう。 しおれた花はポロっと下に落ちていく。 でも、花が絶えることはない。だって次々に新しいツボミが生まれてくるから。 最近ではこのサボテン、なんと以前は茶色かったボディがグリーンになってしまった。 猛暑もラクラクとクリア(サボテンだもんね)、秋になってもまだまだ花を咲かせたいらしい。 カラカラに乾いてて、あやうく捨てられそうになった状態から7ヶ月。 今ではバルコニーに置いてあるミニテーブルの上という一等席を与えられている。 水をやりながら「アンタ、やればできるじゃん」と心の中でつぶやくと 「えっへん!」とふんぞり返ってエラそうにしているようにも見える、サボテンだった。 ←サボテンもなかなか可愛いじゃん!と思ったらポチっと♥ Top▲ |
by mari_ca
| 2007-10-05 05:43
| Nature
Any use of these images on this site without permission is STRICTLY PROHIBITED. 当ブログ記事内の写真及びにイラスト(配布しているアイコンは除く)の無断複写・転載は固く禁じます。
|
★ごあいさつ★
どれか一つ↑
★NEWS...kinda★
★PROFILE★
★Rest in Peace★
★More to check out★
★猫アイコン製作★
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ファン申請 |
||