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まだまだ続くよ、食欲の秋・特別企画♪ ^^
というわけで今回はなんとレバノン料理。 アジア飯といっておきながらなぜ中東のレバノン料理?と思われるかもしれないが、店の従業員が「レバノン人の多くは自分たちはアジア人という意識を持っている」と言っていたので、アジア料理に入れてしまうことにした。 そもそもレバノンってどこ?と(私自身とJも含め)首をかしげる人も少なくないと思うので、まずはネットから拝借したこちらの地図をごらんいただきたい。 ...なんや、思いっきり中東やん... まさか私が見るからにアジア人なので、彼はあんなことを言ったとか? ...そんなことはないと思いたいのだが... ^^; ま、なんでもいっか... レバノン料理やペルシャ(イラン)料理、トルコ料理といった中東モノは似通っている。 どれもが美味しいと、中東料理&地中海料理ファンの私たちは思うのだが、そのなかでも特に気に入ったのがレバノン料理であった。 ペルシャ料理よりもサッパリ・すっきり、トルコ料理よりもチーズ臭くなく、とても美味しいのである。 いきつけのレストランは、うちからすぐそばの「Zena’s」。 小ぢんまりとした、いかにもチェーン店ではなく家族経営らしい店で、値段もかなり良心的。 毎回世話をしてくれるメインのウェイターの彼は私たちのこともすっかり覚えており、今では店に行くたびに「Welcome back!」と、とびきりの笑顔で迎えてくれる。 Jなどはこの店を贔屓にするあまり、毎回チップを30%以上も置くほどだ。(通常は15~20%でOK。30%はちょっともったいないと思う私はケチなのか) それでは、肝心の料理をご紹介...(大量の料理が並んでいるが、バカスカ注文するのはいつもJである。私は一品しか注文してないのに...^^;) タブーリというのは、パセリのサラダである。 大量のパセリと、ブルグール(Bulgur)と呼ばれる「茹でた小麦を乾燥して細かく挽いたもの」、トマト、ネギなどを混ぜ、オリーブ油とレモン汁、そして数々のスパイスをドレッシングに使ったもので、レモンの酸味とパセリのほろ苦さとがよくマッチしていて、たいへん美味である。 ロメインレタスの窪みに乗せて食べるのがレバノン式だとか。 レモネードは特に珍しくもないし、レバノン料理独特のものでもないのだが、ここでは新鮮なレモンから作ってくれ、甘ったるいだけのアメリカ風レモネードと違い、これまたさっぱり味で美味しいのでつい写真に撮ってしまった。^^ アラビアパンは、中央が空洞になっている、いわゆるピタパンである。 後で登場するフンムス(Hummus)というディップをつけても美味しい。 メインディッシュは↓をクリック♪
Jがメインに選んだのはチキンの胸肉のケバブ。 (Jのヤツ、メインディッシュを頼んでおきながらナスのサンドイッチまでも注文して... 絶対全部食べきれないと思うんだけど) 中東の人はアジア人と同様、お米をよく食べるらしい。 ここでのライスはかなりのロンググレイン、つまり一粒が細長いタイプ。 日本で好まれるねっとりとしたタイプとは正反対のお米であろう。 和食にはやっぱり日本米が一番だが、こういう料理にはこんなさっぱりとした米がやはりよく似合う。 ちなみに米の合間に茶色く見えるのは、パスタ。 ご飯と一緒に食べると、サラサラのご飯がさらに軽くなる感じ。 ペースト状のモノがフンムス(Hummus)である。 これはヒヨコマメをベースにヨーグルトやハーブあれこれ、レモン汁、ガーリック等を混ぜたもので、結構クセになる美味しさを持っている。上にかかっているのはオリーブ油とパプリカ、そしてパセリ。 私が注文したのは、揚げナスのトマトソースあえ。 こちらのナスもおそらくオリーブ油で揚げてあると思うので、まったくといっていいほど油っぽくない。中央部分には牛ひき肉とタマネギ、そして松の実がパラパラとかかっている。 柔らかいナスと美味しいトマトソースを、サラッとしたご飯と一緒に食べると、かなり美味しい。 ノリとしては日本のハヤシライスにちょっと似てるかな。 (結局Jはメインディッシュの半分とタブーリを半分テイクアウト。中国ではやたらめったら注文する輩のことを「胃より目が大きい」と笑うらしいが、ヤツはまさにそのタイプである) オリーブ油というのは不思議なもので、油であるのに、こってり・ずっしり感が本当にない。 そんなオリーブ油を使って調理されたどれもが、サッパリしていて胃にもたれることもない。 日本ではまだおそらくあまり馴染みがないレバノン料理かもしれないが、野菜をふんだんに使い、素材の味をいかしたサッパリ味が多い料理の数々は、日本人の舌にかなり合うのではないかと思っている。 (ただ、高いだけであまり美味しくないレバノン料理店に行ったこともあるので、やっぱり美味しい店でなら...という条件付きになってしまうのかもしれないが) ところでこの店には、なにやら怪しいパイプがずらりと並んでいるのだが... これ、レバノンでは「ナルギレ」、アメリカでは「フーカ」と呼ばれる水パイプ。 なんだかイケない何かを吸うようなイメージがあるが、中東ではどこでも普通に使用される喫煙器具だそう。 こんなレストランでいったい何を吸うのかと思うが、なんのことはない。 フルーツ風味のものがほとんどだというから可愛いものである。 オススメは?とJが聞くと、ウェイターの一人が「オレンジ・バニラがいいよ」と言った。 そして「次はぜひやってみて」とも。 でも水タバコとはいえタバコなんでしょ? 喫煙癖のない私はあんまり興味ないんだよね。 もしいつかJがやってみるといったら、そのときは写真でも撮ってみるか。 Zena's Labanese Cuisine 2094 N. Tustin St Orange, CA 92865 ←最近このブログ、見てるだけでお腹いっぱい...と思ったらポチっと♥ Top▲ |
by mari_ca
| 2007-10-06 14:48
| グルメ的 in California
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