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久しぶりにフワフワちゃんの姿を見かけた。
...というより、フワフワちゃんが私たちの姿を見かけた...といったほうがいいかもしれない。 我が家は古アパートの2階で、玄関も古い木製の階段を昇ったところにある。 外出先から戻り、ドアを開ける前にふと地面の上に動くものの気配を感じて見下ろすと、フワフワちゃんと目が合った。 ...ん?今、小走りでこっちに来てなかった...?? フワフワちゃんは最初に出会ったころと比べるとかなり人間慣れしてきてはいるのだが ちょっと前までは私たちが話しかけると、弾丸のようにぶっ飛んで逃げていたはず。 ...ひょっとして、ついてきてないか?...Jの後を...? ドアをいったん閉めるが、やっぱり気になる。 そーっと開けて隙間から覗いてみると... えっ?!階段昇ってきちゃってるよ!! (°▽°;) 続きは↓をクリックで♪
でも、Jはいった。 「でも今日お腹を空かせている猫は明日のことなんて考えてないと思う。考えてるのは現在の空腹をどうやって満たすかで、そんなときに食べ物を貰ったら、素直にありがたいと感じるだけだと思うけど」 ...確かにそうかもしれない。 フワフワちゃんは、もうおかあちゃんと一緒というわけではないらしい。 12月上旬の生まれだと思うから、現在生後4ヶ月くらい。 そろそろ独り立ちする年齢なのだろうか。 今までのように、おかあちゃんの後にくっついて行けば食べ物にありつけるわけでもない。 もともとそんなに人懐っこいタイプの仔猫ではなかったはずのフワフワちゃんだが 過去に何度かJにカリカリを貰ったことを覚えていたのだろう。 そんなJの姿を見かけ、声を聞いたので「あ、あのオジサン!」と思い出し 今日を生きるために自分から人間に近づく決心をしたのだろうか。 我が家の猫どものように、ニャーニャーと大騒ぎしてゴハンをねだるわけでもない。 こちらをチラチラと見るものの、基本的に後ろを向いているのがおかしくもいじらしい。 「ここにいるの、気づいてくれないかなあ...」といった感じなのである。 写真を撮っている間も逃げない。 擦り寄ってくるようなこともないけれど、やっぱりお腹が空いているのだろう。 結局、Jはこの日もカリカリと水を与えた。 実は、フワフワちゃんだけにこうするのは初めてである。 今まではいつもおかあちゃんが一緒だったから。 おかあちゃんの姿もまだ見かけるので、このあたりに住みついているのは確かなのだけど やっぱりもう一緒には行動しないのだろう。 野良猫や外猫に食べ物を与えるということに関して、(主に都市部で)反対意見が少なくないのは日本もアメリカも同じである。 私は野良猫たちがこれ以上増えることは望まないが でも、どんな状況であれこうしてこの世に生を受けてしまった小さな命が こうして毎日頑張って生きようとしているのを たまにほんの少しカリカリをおすそ分けして応援するということが そんなに罪悪なことであるべきなのか...とも思う。 Jの長兄はミズーリ州に住んでいるのだが、いつの間にか家に居ついた猫が現在9匹。 かつては野良猫、または地域猫だったコばかりで、猫たちのほうから一緒に暮らしたい人間を選んできた結果そうなったらしい。 そんな風に人間と猫が共存していけたら...と思うものの、やっぱり都市部では難しい。 独り立ちしたフワフワちゃんの人生ならぬ猫生は始まったばかり。 可能であればこのまま「うちのコ」にしたいけれど、諸事情で無理なのが現実だ。 せめて、元気でたくましく生きていって欲しい...と願うばかりである。 ↑フワフワちゃんのこれからのたくましい猫生を願ってポチっと♥ Top▲ |
by mari_ca
| 2008-04-05 00:18
| 猫
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