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ネットですでに見たという人も少なくないかもしれないが、9月1日、スイスで新しい動物保護法が発効された。
ペットや家畜、実験動物やサーカス及びに動物園の動物たちの人道的な扱い方を細かく規定しているらしい。 と聞くと、ほうほう...と感心するのだが、中にはなんだかよくわからないものもある。 たとえば...生きたままの魚をトイレに流すのは違法。 けれど、叩いて殺してからトイレに流すのはOKらしい。 ...なんじゃそりゃ?なんか変じゃない?それって...? この法律のこの部分を作った人に日本の魚の活け造りなんて見せたら卒倒するだろうなぁ。^^; また、魚釣りを楽しむ人はもう「キャッチ&リリース(食べるためではなくスポーツフィッシングとして、釣った魚をまた水に戻す行為)」ができないことになったし、生餌を使うことも禁止されたとか。 それに加えて、動物は同種の仲間が近くにいたほうがよい...ということで、たとえばハムスターやセキセイインコを1羽で飼うことも違法になったのだという。 ハムスターが...? シューマイちゃんは一人暮らしだけど、結構幸せそうな感じがするけどね~。 っていうか、ハムスターってもともと単独行動をする生き物だから、交尾するとき以外は一緒にすると大喧嘩するっていうけど... 犬の断耳や断尾も禁止になったらしい。 これは確かウェストハリウッド市でも条例とされてたような記憶がある。 個人的には、これには賛成かも。 純血種のスタンダードがそうだからとかなんとかいって、ワンコの耳やシッポを切っちゃう人たちは、 まずは試しに自分の耳や指の一本でも切ってみればいいのよ...って思うから。 また、ブタさんといえば泥の中をゴロゴロして喜んでいるイメージがあるけれど、この新しい法律ではなんと、そんなブタさんにはシャワーを浴びさせるよう推している。 ...シャワーを浴びて嬉しいのか、ブタさんは????? 泥の中を転げまわっていたほうが嬉しいのでは???? よかれと思ってしてることが、ときには余計なお世話であるということは珍しくないような気もする。 動物たちのことを思ってそういう法律を作ったのだろうけど、なんだか不可解な部分があるのは否めない。 そういえば、ちょっと前にベジタリアンの日本人(卵や牛乳も摂取しない、俗にいうビーガン=Vegan)のブログを偶然見かけたんだけど、「豆腐バーガーを買ったら、なんとその中に動物の死体(=肉)が入っていたので、土の中に埋葬しました」とあったっけ。 ベジタリアンの人たちのポリシーみたいなのに文句つける気はないけれど... その行為の裏には「ありがたくいただくべき食べ物を捨てた」という事実があるわけで、動物愛護に熱心になるあまり、そういった、不条理でしかも正義に矛盾した行為をとってしまっていることに気づかないのであるとすれば、「所詮この世は喰って喰われて」という考え方をも多少はしている私としては理解に苦しむなあ...と思ったりするわけよ。 なんていうか、妊娠中絶に反対するあまり、「命の尊さ云々」といいつつ、施術した医師を殺してしまう...とかそういうのに通じる不可解な何かを感じる...とでもいうのかな。うまく説明できないけど... って、なんだか今日はブツブツと独り言いうみたいな内容になっちゃった。^^ みなさん、こんなスイスの新しい動物保護法、どう思います? ↑何事もほどほどに...がいいのにね、と思ったら...ポチっと応援ありがとう♥ Top▲ |
by mari_ca
| 2008-09-08 15:11
| 動物
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